L’Innocence 料理も姿勢もハイクオリティ、信頼が置ける店。

 次々と良い店ができる住所があるものだ。ここはかつて、ダニエル・ローズのSpringや、ラファエル・レゴのOKAがあった場所。いずれもここで成功を収めた後、他所に店を構えた。そして今、かの有名シェフ、エレーヌ ・ダローズ […]

ノエルのごちそうにホタテ貝のグラタン。

Gratin de coquilles Saint-Jacques  オーブンで焼くホタテ貝のグラタンの欠点は、どうしても貝柱に火が通りすぎてしまうこと。そこで今回は折り込みパイ生地で覆って焼いてみた。  魚屋が貝柱とオ […]

Julien Dechenaud、プラリネが格別。大注目の若手ショコラティエ。

 若手筆頭株のショコラティエといえば、J=P・エヴァン、 P ・ロジェ、A・デュカスなどで腕を磨き、昨年11月パリ郊外ヴァンセンヌ城近くに店をオープンしたジュリアン・ドゥシュノーさん。彼の店では、買いやすい価格帯ものが多 […]

ノルマンディーの作家と食〈34〉

 フランス文学を代表する作家であるフロベールは、50代半ばで経済的に苦しい生活を強いられるようになった。そんな事情について、師であり友人である作家のジョルジュ・サンドに宛てて1875年の8月にこんな手紙を書いている。 「 […]

Domaine de la Paonnerie カロジェさんのワイン試飲即売会

 ロワール川沿いにあるDomaine de la Paonnerieではカロジェ一家が素晴らしいナチュラルワインを作っている。白は、海の幸向きのムスカデ、手の込んだ魚料理に合うまろやかなアンジュー…。赤は、フルーティでい […]

Cheddar チェダーチーズ

 チェダーやスティルトンなどの英国産チーズは、フランスのチーズに劣らないうまさを持っている。マークス&スペンサーの店の前を通ると、ついつい入り込んでチェダーの500グラム入りを買ってしまう。数週間、朝食や食後のチ […]

Restaurant Kozo: レストランは”劇場” 、料理はお客さまの名脇役。

牧田幸三さん(41歳)  「フランス料理のレストランって、”劇場”なんです」と話すのは、今年9月、パリ9区にRestaurant Kozoをオープンした牧田幸三さん。在仏13年目にして念願のオーナ […]

クルジェットの詰めもの

 クルジェットほど和風に向いた野菜はないだろう。何度かこの欄でとり上げたが、今回の詰めものは見ばえがするごちそう。クルジェット、芯の種の部分に詰めものをするのだから大きめを買ってくる。  まず詰めものを準備。豚肉は小さく […]

Le Cadoret:日常の素材をプロの料理に仕上げている。

 前菜+メインかメイン+デザートで17€、3皿で20€のランチ。取り立てて格安の感はないが、さまざまな素材の持ち味を生かし、丁寧に作られた料理のひとつひとつを味わったら、そのコストパフォーマンスの高さに驚くはず。外観も内 […]

甘い香りの、カボチャのスープ。

Soupe de potimarron  こちらのカボチャはpotironというのだが、最近人気が出てきているpotimarronを使ってみよう。丸く、ソフトボールよりやや大きく、鮮やかなオレンジ色をしている。甘くて、ど […]

こんなに安上がりで、秋の味を楽しめるデザートはほかにない。

Pommes au four  6年前の10月に、オヴニーの取材でパリ郊外の農園にリンゴ狩りに行ったことがある(729号)。一列に並んだリンゴの木には、色も形も大きさも異なるリンゴが実っていた。そう、9月末くらいから12 […]

Blé sucré:評判名高いマドレーヌは、噂に違わず珠玉の逸品。

 プラザ・アテネで3年、ホテル・ブリストルで7年腕を振るったパティシエのお店。2006年のオープン以来、舌の肥えたグルメが多いアリーグル市場の界隈で人気を確かなものにしている。中でも、マドレーヌとパン・オ・ショコラがずば […]