アート

スタニスラオ・レプリ – 前兆のヴィジョン

Stanislao Lepri – Visions prémonitoires   シュルレアリスムの画家、スタニスラオ・レプリ(1905-80)の展覧会は珍しいので、会期は残り少ないが、ぜひ紹介したい。   […]

La Ronde:ルーアンで現代美術イベント

 ルーアンは、4年前から複数の美術館の常設展会場で現代美術を展示するイベント「ラ・ロンド」を行っている。今年は13人のアーティストが選ばれた。 ルーアン美術館ではインド出身のリナ・バネルジーの「結婚」をテーマにした華やか […]

Chagall-Du noir et blanc à la couleur 白黒のシャガール

 色彩の美しさで知られるマルク・シャガールは、白黒の絵もいい。それを見せてくれるのが、エクサンプロヴァンスで開催中のシャガール展だ。第二次大戦中、アメリカに逃れ、1948年にフランスに戻った。展覧会はその後、85年に没す […]

Miró ミロが描いたカタルーニャの自然

 大物アーティストの回顧展で、「行ってよかった」と思うのは、作家の知らなかった側面を発見できたときだ。  このミロ展では、若い頃に描いた意外な作風の風景に惹かれた。故郷カタルーニャにある農場をナイーヴアートとキュビスムが […]

ポーランドの前衛美術
Une avant-garde polonaise 

  Une avant-garde polonaise Katarzyna Kobro et Wladyslaw Strzeminski  ロシア人彫刻家、カタジナ・コブロ(1898-1951)と、ポーランド人 […]

Madrid, octobre 68 1968年10月、スペインの実験芸術。

 1968年、スペインはフランコ体制で国際的に孤立しており、この年にどのような実験芸術運動が起きたのか、国外では知られていない。国内でもフランコ体制以降は過去のアートとみなされ、顧みられなかったという。それを掘り起こした […]

Persona Grata アートで移民受け入れの態度を問う

 「好ましからざる人物」を意味するラテン語の「Persona non grataぺルソナ・ノン・グラ―タ」は、相手国から受け入れを拒否された外交官を指す外交用語。それからnonを取った「ペルソナ・グラ―タ」は、受け入れO […]

Picasso Bleu et rose ピカソ 青の時代とバラ色の時代。

 この秋、パリはピカソ (1881-1973)づくしだ。ピカソ美術館の 「傑作」展、ポンピドゥ・センターのキュビスム展、そして1900〜06年のピカソを克明に追ったオルセーの本展。これほど多くの青の時代、バラ色の時代のピ […]

Transmission/transgression ブールデル、師匠と弟子たち。

 彫刻家のアントワーヌ・ブールデル(1861-1929)は、多くの彫刻家を育てた師でもあったことを見せる展覧会。 19世紀、彫刻家は粘土で形を作る人で、型取り、型へのブロンズ流しや石彫りはもっぱら職人に頼んでいた。ロダン […]

夜中のパリ現代アート散策 Nuit Blanche 2018

NUIT BLANCHE 2018  17回目のニュイ・ブランシュが、10月6日(土)の夜から7日(日)の朝にかけて開催される。今年のコミッショナーは、美術評論家で、コレージュ・デ・ベルナルダン*の客員コミッショナーであ […]

Jakuchû 若冲 〈動植綵絵〉を中心に。

   江戸時代中期の絵師、伊藤若冲(1716-1800)は当時は高名だったが、その後忘れ去られ、近年再評価されるようになった。パリでは、宮内庁三の丸尚蔵館(東京)が所蔵する動植物を描いた「動植綵絵(さいえ)」全 […]

”Les Nymphéas” d’Olivier Debré オリヴィエ・ドゥブレ『睡蓮』

 「睡蓮」は、もちんモネが描いた睡蓮のこと。モネがオランジュリー美術館の一室を覆う「睡蓮」の絵を描いたように、抽象画家のオリヴィエ・ドゥブレ(1920-99)は、家族の家があるトゥレーヌ地方のロワール川を大画面に描いた。 […]