アート

Persona Grata アートで移民受け入れの態度を問う

 「好ましからざる人物」を意味するラテン語の「Persona non grataぺルソナ・ノン・グラ―タ」は、相手国から受け入れを拒否された外交官を指す外交用語。それからnonを取った「ペルソナ・グラ―タ」は、受け入れO […]

Picasso Bleu et rose ピカソ 青の時代とバラ色の時代。

 この秋、パリはピカソ (1881-1973)づくしだ。ピカソ美術館の 「傑作」展、ポンピドゥ・センターのキュビスム展、そして1900〜06年のピカソを克明に追ったオルセーの本展。これほど多くの青の時代、バラ色の時代のピ […]

Transmission/transgression ブールデル、師匠と弟子たち。

 彫刻家のアントワーヌ・ブールデル(1861-1929)は、多くの彫刻家を育てた師でもあったことを見せる展覧会。 19世紀、彫刻家は粘土で形を作る人で、型取り、型へのブロンズ流しや石彫りはもっぱら職人に頼んでいた。ロダン […]

夜中のパリ現代アート散策 Nuit Blanche 2018

NUIT BLANCHE 2018  17回目のニュイ・ブランシュが、10月6日(土)の夜から7日(日)の朝にかけて開催される。今年のコミッショナーは、美術評論家で、コレージュ・デ・ベルナルダン*の客員コミッショナーであ […]

Jakuchû 若冲 〈動植綵絵〉を中心に。

   江戸時代中期の絵師、伊藤若冲(1716-1800)は当時は高名だったが、その後忘れ去られ、近年再評価されるようになった。パリでは、宮内庁三の丸尚蔵館(東京)が所蔵する動植物を描いた「動植綵絵(さいえ)」全 […]

”Les Nymphéas” d’Olivier Debré オリヴィエ・ドゥブレ『睡蓮』

 「睡蓮」は、もちんモネが描いた睡蓮のこと。モネがオランジュリー美術館の一室を覆う「睡蓮」の絵を描いたように、抽象画家のオリヴィエ・ドゥブレ(1920-99)は、家族の家があるトゥレーヌ地方のロワール川を大画面に描いた。 […]

Willy Ronis 日常の風景に現れる小さな幸せ。

 ウィリー・ロニス(1910-2009)は、20世紀フランスの代表的な写真家の一人。多くの展覧会で作品を見てきたが、これほど彼の豊かな人間性と、人々への共感がこもったまなざしを感じた展覧会は初めてだ。 見どころはパリ20 […]

フランス抽象美術の重要人物
ジャン・ル=モアル回顧展

9月17日(月)まで   ジャン・ル・モアル Jean Le Moal (1909-2007) は戦後フランス抽象美術の重要人物だが、今では名前や作品を見かけることは少ない。父がブルターニュ人のため幼少時をブルターニュで […]

ブルターニュのチェコ人アーティストたち。

Artistes tchèques en Bretagne  バカンスでブルターニュに行くなら、ぜひ寄りたいのがこの博物館。カンペールの中心街にあるブルターニュ文化の博物館で、ブルターニュに滞在したチェコ人アーティストた […]

Gutai, l’espace et le temps
ロデスで「具体」展  

パリ在住のアーティスト松谷武判さん、「具体」を語る。   南仏アヴェロン県の県庁所在地ロデスで、1950年代に関西で生まれた前衛芸術「具体」展を開催中だ。会場は、ロデス出身で「黒の画家」と呼ばれるピエール・スーラージュの […]

FUKAMI 深みへ − 日本の美意識を求めて

   パリを中心に、2018年7月から8カ月間続く「ジャポニスム2018」の、一連のイベントが始まった。オープニングを飾るのはサロモン・ド・ロチルド館の「深みへ − 日本の美意識を求めて」展。2017年10月―2018年 […]

ロイス・ヴァインベルガー
風景の裏側

Lois Weinberger “L’Envers du Paysage “  ヴァインベルガー(1947-)の作品を見ると、思考の回路が人と違うのではないか思う。コンセプチュアルでありながら、土 […]