“Mammifères” Miossec
港町ブレストの男の歌声

 ミオセックは、1964年、フランス最西端フィニステール県の港町ブレストに生まれた。95年に出たファーストアルバム『Boire』で、ドミニック・Aと並んで 「シャンソンのヌーヴェル・ヴァーグ」と騒がれてから20年がたった […]

CD : Fishbach “A ta merci”

「On me nomme la mort On me dit tu…」。カトリーヌ・ランジェ(リタ・ミツコ)かな?とテレビの前に行くと、若く細身の女が身をくねらせ歌っている。リズムのノリも抜群だが、その声!柔らかいメゾソ […]

よむたび。〈2〉
ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海

  『影の消えるまで』 著 ルイ=フィリップ・ダランベール/Sabine Wespieser 社   ハイチとユダヤ人。  1937年、ハイチ共和国は、ナチズムが席巻するヨーロッパから逃れて来たユダヤの人々に無 […]

R・ロマネッリ、日本の歌手とバルバラへのトリビュート公演。

 バルバラが亡くなって今年で20年。アニバーサリー年とあって、俳優マチュー・アマルリックがジャンヌ・バリバールをバルバラ役に『Barbara』カンヌ映画祭に出品したり、フィルハーモニーでも大回顧展が来年1月28日まで開催 […]

コレクター、モネのお家事情。

Monet Collectionneur 自分のメセナ、エルネスト・オシュデの妻アリスとオシュデの死後に子連れ結婚、画家としても成功し、幸せに暮らしたモネ…。けれども、双方に連れ子があり、家族のいざこざはなかったのかとず […]

『Bangkok Nites』
邦画のスケールをはるかに凌駕。

『 Bangkok Nites 』  数年前、『サウダーヂ』という映画に衝撃を受けた。そこには私の知らない日本が、予想だにしなかった日本が描き出されていた。過疎化した山梨県甲府市周辺、シャッター通り、そこに生きる若者たち […]

Gauguin l’alchimiste 錬金術師 ゴーギャン 

 ゴーギャンってこんな人だったのか、と彼の芸域の広さとそれを可能にした技量を見せつけられた。これまで見てきた展覧会では、絵が主役で、彫刻や陶芸はオマケだった。それが、本展では陶芸家ゴーギャン、彫刻家ゴーギャンが、画家ゴー […]

優しく残酷、幻想的で現実的。
『Corps et Âme 』

『Corps et Âme 』  雪化粧した森の奥深く、二頭の鹿が大地に立つ。それは夢のように美しい風景。だが実際、これは夢なのだ。見とれていると、非情にも人間界の映像に切り替わる。主人公はふたりの男女。食肉加工工場ディ […]

一番注目の若手トランペッター
Ambrose Akinmusire

11月6日(月)  まれにみるテクニック、その力強さとあたたかさを併せ持ったサウンドで、若手のトランペッターの中でも一番注目されているのが、今年35歳のアンブローズ・アキンムシーレだろう。ハンコックやジョシュア・レッドマ […]

パリで気軽に調香師体験。

 16年末フォブール・サントノレ通りに、芳香をまとい華々しくオープンした香水大博物館。奥深い香りの世界を、芸術・歴史・科学と、多面的な切り口で紹介する。今年から子供や大人向けのアトリエも開講し、誰でも気軽に調香師体験がで […]

CD:Tricky “Ununiform” – 心の暗闇でうごめく感情まで。

 トリッキーの初アルバム『Maxinquaye』は、ヒップホップ、エレクトロ、レゲエなどを融合し、油断ならないサウンドに満ちた、トリップホップの名作。3枚目の『Pre-Millennium Tension』は、低音域のビ […]

第12回 KINOTAYO 現代日本映画祭、今年のみどころ。

 秋深まる11月。日本の「文化の日」と足並みを揃えるように、第12回キノタヨ映画祭(KINOTAYOは「金の太陽」の意)が訪れる。今年は11月2日(木)、パリ日本文化会館のオープニング上映(19h-『息の跡』小森はるか監 […]