Transmission/transgression ブールデル、師匠と弟子たち。

 彫刻家のアントワーヌ・ブールデル(1861-1929)は、多くの彫刻家を育てた師でもあったことを見せる展覧会。 19世紀、彫刻家は粘土で形を作る人で、型取り、型へのブロンズ流しや石彫りはもっぱら職人に頼んでいた。ロダン […]

夜中のパリ現代アート散策 Nuit Blanche 2018

NUIT BLANCHE 2018  17回目のニュイ・ブランシュが、10月6日(土)の夜から7日(日)の朝にかけて開催される。今年のコミッショナーは、美術評論家で、コレージュ・デ・ベルナルダン*の客員コミッショナーであ […]

ゲーム作りに挑戦できる!子どもプログラミング教室。

 今秋の新学期より、すべての幼稚園と小中学校で、インターネットに接続するモバイル端末の使用が禁止になったフランス。今や、そんな法規制が必要となるほど、スマホやタブレットは子どもたちの生活にも深く浸透している。  一方で、 […]

『Les Frères Sisters』オディアール流を貫く英語の西部劇。

 『ディーパンの闘い』でカンヌ映画祭の最高賞を獲得したフランス人監督ジャック・オディアール。ヨーロッパで頂点を極めた名匠の次なる一手は、アメリカ人俳優を使った英語の西部劇。もしや無駄にアメリカナイズされた作品になるのでは […]

Jakuchû 若冲 〈動植綵絵〉を中心に。

   江戸時代中期の絵師、伊藤若冲(1716-1800)は当時は高名だったが、その後忘れ去られ、近年再評価されるようになった。パリでは、宮内庁三の丸尚蔵館(東京)が所蔵する動植物を描いた「動植綵絵(さいえ)」全 […]

『黙ってピアノを弾いてくれ』フィリップ・ジェディッケ監督

 音楽に疎い筆者に一大発見をもたらしたのが、10月3日公開のドキュメンタリー『Shut up and Play the piano / 黙ってピアノを弾いてくれ』(フィリップ・ジェディッケ監督)。  ちょっと五月蠅(うる […]

初演から100年。ストラヴィンスキー『兵士の物語』

10月7日(日)   待ちに待った《日曜の朝の音楽》シリーズがはじまる。第1回目の7日はストラヴィンスキーの 『兵士の物語』(1918年初演)。  休暇で故郷に帰ろうとする兵士が悪魔に出会い、その誘惑にはまる話 (フラン […]

Livres de Robuchon
ロビュションの、この一冊。

 8月に亡くなったジョエル・ロビュションは、テレビで料理番組なども担当して知名度も高く、多数の料理本を書いているが、この一冊というなら『Tout Robuchon』。写真もイラストもないので最初はとまどう人も多いだろうが […]

Márta et György Kurtág
クルターグ夫妻共演、珠玉の映像。

 ハンガリーの作曲家ジョルジュ・クルターグが子どものために作曲した『Játékok (遊び)』があまりに美しい。連弾の曲もあり、映像はあるのかなと 「kurtag jatekok youtube」とパソコンに打ち込んだら […]

よむたび。〈11〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海

『 顕れ(仮題) 』 Red in blue trilogie レオノラ・ミアノ著 / L’Arche刊   カメルーンと日本。  カメルーン出身の作家、レオノラ・ミアノの戯曲がこの9月からパリのコ […]

”Les Nymphéas” d’Olivier Debré オリヴィエ・ドゥブレ『睡蓮』

 「睡蓮」は、もちんモネが描いた睡蓮のこと。モネがオランジュリー美術館の一室を覆う「睡蓮」の絵を描いたように、抽象画家のオリヴィエ・ドゥブレ(1920-99)は、家族の家があるトゥレーヌ地方のロワール川を大画面に描いた。 […]

Le Sacre de Stravinsky バルタバスによる人馬一体の『春の祭典』

 ストラヴィンスキーの『春の祭典』は、ディアギレフ率いるロシアバレエ団のために作曲され、1913年にニジンスキーの振付でシャンゼリゼ劇場で初演された。複雑な変拍子、思いもかけないポリフォニーで当時の観客の度肝を抜いたが、 […]