“Exposez- moi” 路上が画廊のフランシスさん。

 街かどで絵を展示するアーチストEnfant précoce(早熟なこども)さん、本名をフランシス・エスア=カルさん。自分の作品を展示してくれるギャラリーや美術館さがしのために、数カ月前から公道を画廊にしています。すでに […]

日本の包丁研ぎの技術を世界へ。

 マリナ・メニニさん  ここ数年、世界の料理業界では日本製の包丁が大ブーム。もちろんフランスも例外ではない。しかし、西洋の包丁に比べて刃が薄く鋼材が硬い日本の包丁は、西洋の研ぎ技術では上手に研ぐことができない。そこで、料 […]

Jean Rozeの高級シルク生地

 絹織物と言えばリヨンが有名だが、ロワール川流域のトゥール郊外に17世紀から続く絹織物の会社があると聞いて訪れてみた。 壁布、カーテン、椅子・ソファなどインテリア用の高級シルク生地を製造するジャン・ローズ社だ。シャンボー […]

L’illusion verte グリーンウォッシングの実態。

 企業や団体が「環境に良い持続可能なことをしている」と公言しながら、それが誇大広告であったり、裏では逆のことをしていることを「グリーンウォッシング greenwashing」という。  オーストリアのヴェルナー・ボーテ監 […]

マダム・キミのシルバーラウンジ:2019年2月1日号

   Cさんは87歳。画家のご主人(木原康行氏)と共にパリに来たのは49年前のこと。彼は少年期の病が元で35歳で聴覚を失ったが、銅版画界では希に見る創造性をもって数々の傑作を遺し、2011 年に亡くなった。未亡 […]

アール・ブリュットの世界。

 1945年、フランス人画家ジャン・デュビュッフェが提唱した概念「アール・ブリュット(Art Brut)」。専門教育や文化潮流の影響は受けず、内なる衝動から生まれた芸術作品を指す。日本では「生(き)の芸術」などとわかりに […]

ロングセラー漢字辞書生みの親。

Jean-Claude MARTINさん  ジャン=クロード・マルタンさんが工学・技術系エリートを輩出するエコール・サントラル・パリで勉強していた1950〜60年代、パリのシネマテークではアメリカが日本から没収したプロパ […]

Clairvoyのブーツ

 パリのピガール界隈のこまごまとした商店が並ぶ通りに、主にスペクタクル用のブーツを手作りする小さな店とアトリエがある。1945年にこの地で創業したクレールヴォワだ。ムーラン・ルージュなどのキャバレー、演劇、ダンス、サーカ […]

まちかど写真:Bioなスーパー Franprix Noé

ここ数年で店舗数が増えたスーパーマーケット、フランプリFranprix。そのなかでも名前にNoéと付いているものは、新しいコンセプトのスーパーです。 誰かの家にいるようなサロン、テーブルのある食卓のようなスペースで、ゆっ […]

Manufacture Vuilleminの置時計

 置時計や掛時計が一般家庭からほぼ姿を消した今でも、多くのフランス人には子どもの頃におばあちゃんの家にあった大きな時計の思い出がある。フランスではスイスに近いブザンソンとその周辺地域が時計の生産地として有名だが、スイス資 […]

2018年12月、「共和国」の広場にて。

 12月、土曜の午後。レピュブリック広場で「黄色いベスト」と「緑のベスト」が合流した。緑のベストを着て「気候のための行進」をする人たちと、車中心の生活ゆえに燃料税の引上げに反対する人たち。ふたつのグループの要求は、相反す […]

国の建物を市が没収、市民を住まわせる モントルイユ市長の試み。

 パリ郊外のモントルイユ市バラ通りにある国の建物「バラのフォワイエ(移民用宿舎)」の住人はほとんどがマリ人の男性。老朽化し、住める状態でないことは前から指摘されていた。あまりのひどさに、パトリス・べサック市長は、9月26 […]