ルソーの静かな食卓 〈2〉 2019-03-08 ルソーの静かな食卓 0連載コラム 18世紀に活躍した哲学者ルソーは、自らがもっとも重要な著書としていた『エミール』(1762年)で、「節制と労働、この二つこそ人間にとっての本当の医者だ。労働は食欲を増し、節制はそれが過度になるのをふせぐ」(今野一雄訳)と書いた。飽食にまみれた現代人には耳が痛いこんな一節を書いた [...]
パリ市内の路上生活者 2019-03-08 数字でみるフランス 0 2月7日「 連帯の夜 Nuit de la solidarité 」にパリ市が市民団体の協力を得て行った調査によると、パリ市内の路上生活者SDFは3622人で、昨年の調査の3035人を大きく上回った。 [...]
3.11 Fukushima, 8ans après 2019-03-08 イベント 0 3月10日(日) *場所変更*レピュブリック広場ではなく、スターリングラド広場に。14h30〜。東日本大震災と福島原発事故から8年が経とうとする今、福島の現状を知り、日本とフランスの今後のエネルギーを考える集会。 [...]
アラーニャ×クルジャク共演『オテロ』 2019-03-07 コンサート 0 3月7日(木)〜4月7日(日) ヴェルディがシェークスピアの悲劇『オセロ』をオペラ化した『オテロ』。ロベルト・アラーニャとアレクサンドル・クルジャク夫妻が、オテロとデスデモーナ役で共演(4/1・4・7を除く)する。 対する4/1・4・7の3公演は、ラトヴィア出身のテノール歌手、 [...]
The Color Work – ヴィヴィアン・マイヤー写真展 2019-03-07 イベント情報パリで遊ぶ展覧会 0 3月30日(土)まで 職業は乳母。謎めいたアマチュア写真家ヴィヴィアン・マイヤーは、競売に出されたネガから偶然発見された才能だ。アメリカを活写した白黒のストリート写真は大きな話題に。この度、彼女の知られざるカラー写真を紹介。水〜土 14h-19h。 [...]
Tête de turc(トルコ人の頭)128 2019-03-07 おキミのフランス語表現 0 十字軍時代にまで遡らなくても、17-18世紀ムーア人(古代ローマ人が北西アフリカ人に与えた呼称)やトルコ人は残虐非道の野蛮人と見られていた。 17世紀には〈Fort comme un Turc〉(トルコ人のように強い)という表現が出始め、19世紀の大道芸人の中に腕力測定器を使か [...]
時代も国境も越える遊び、キャバンヌ(小屋)の参加型展示。 2019-03-06 こどもとおでかけ 0 L’exposition “Cabanes” 先月に引き続き、今年、子どもと一緒に出かけたい展示が目白押しのパリの科学産業博物館へ。2〜10歳のわんぱく盛りが思いっきり遊べるという評判を聞いて、参加型の企画展に行ってみました。 “キャバンヌ(小屋)づくり”といえば、屋外だけで [...]
アンデルジェフスキによる、ハイドンとショスタコーヴィチ 2019-03-05 コンサート 0 3月17日(日) Piotr Anderszewski ポーランド出身のピョートル・アンデルジェフスキはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン演奏では並ぶ者がない。 今回はベルチャ弦楽四重奏団とショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲。ピアノと弦の緊張感ある掛け合いに期待。そのほかハ [...]
Le Café Alain Ducasse|カフェに注ぐデュカスの情熱と遊び心。 2019-03-05 カフェ・バー 0パリ6区パリ11区 ボンマルシェにほど近い、シェルシュ・ミディ通りにアラン・デュカスのカフェがオープンした。世界中を回って買い付けた豆は、この2月にカフェを併設してオープンしたバスティーユの工房で焙煎されている。 エスプレッソはブラジル、ラオス、エチオピアのオリジナルブレンド(2.5€)に加え、コス [...]
Le Mezzé du Chef|トルコ料理で知るベジタリアンのおいしさ。 2019-03-04 中東・アフリカ料理 0パリ20区安くてうまい日曜営業パリ10区 前回(867号)は、肉の美味しいトルコサンドイッチを取り上げた。今回は打って変わって、べジタリアンのトルコサンドイッチを紹介したい。 メニルモンタン界隈とサンマルタン運河近くに2店を構える、真っ赤な外観が印象的なこのお店の看板料理は、なんといってもÇig Köfte(発音はチッコ [...]