Calvados 2018-01-22 ワイン以外のお酒 0 カルヴァドスは、ノルマンディー地方でリンゴから作られる蒸留酒。並みのものはコニャックより安く、カフェのカウンターで大人気。「Un café-calva!」などと食後のコーヒーと対で頼んだりする。ひと昔前なら、朝の7時頃、仕事前の労働者たちが熱いコーヒーに加えて飲んでいたものだ。角 [...]
よむたび。〈4〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2018-01-22 本 0 『 世界は私の言葉である 』 著 アラン・マバンクー Grasset社/Points社から文庫 旅から生まれたエッセイ。 今回は小説でなくエッセイを紹介。小説家で詩人のアラン・マバンクーは、2016年にコレージュ・ド・フランスの教授職に抜擢されたことも話題となっ [...]
CD “Avalon Blues” 2018-01-21 音楽 0 1928年、オーケー・レーベルのプロデューサーは、ミシシッピー州にすごいブルース歌手がいると聞いて探し回り、アヴァロンという村でミシシッピ・ジョン・ハートに出会う。彼のギターを聞いて驚き即座にメンフィスで『Frankie』など10数曲を、翌年もNYで録音するが、大恐慌が訪れ出版で [...]
アンディーブのオードブル 2018-01-20 野菜料理 0 壇一雄はフランスでアンディーブを味わって大のファンになり、寒いところが産地だからと、北海道に出かけたついでに栽培地を懸命に探すのだが無駄に終わってがっかりした、と書いている。 このアンディーブ、800号で、中華風に豚肉と炒めたものを書いて好評だった。ぼくが大好きなのは、クルミ和え [...]
ソフィー・カル×セレナ・カロンヌ2人展。 2018-01-20 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 2月11日(日)まで 私小説的な文章と写真で作品を作るソフィ・カルが、彫刻家セレナ・カロンヌを招いて2人展。近くで見ないと創作とわからないリアルな熊のはく製、鳥をくわえた狩猟ウサギ…意外な発想のカロンヌの陶製の作品が度肝を抜く。 [...]
祖父の代から100年続くお店へ。Les Trois Chocolats 2018-01-20 日本人シェフ 0 佐野 恵美子さん(34歳) 昨年2月、マレ地区にオープンした「Les Trois Chocolats」は、ゆずや桜、味噌、山椒、きな粉など和の素材を使い、着実に常連客を増やしている。 佐野さんの実家は、福岡で1942年創業の老舗洋菓子店「Chocolate Shop」だが、家 [...]
Festival de la BD Angoulêmeアングレーム国際漫画祭 2018-01-19 イベント 0 1月25日(木)〜28日(日) 第45回アングレーム国際漫画祭。昨年のグランプリ受賞作家、Coseyがディレクターとして迎えられる今年は、「漫画の神様-手塚治虫」展ほか、日本から浦沢直樹、真島ヒロらが招かれ講演、マスタークラスなどを行う。ノミネートされた42作品が、9部門の賞を競 [...]
監督の「懲りない性分」を感じる映画。『 Seule sur la plage la nuit』 2018-01-19 舞台・映画 0 「映画はテーマより、その語り方だ」。確かに、問題意識をもって最新の社会政治問題をテーマに据える映画もある一方で、人間関係、青春、恋愛、生死といった人間の永遠のテーマは、全ての芸術分野で飽くことなく、人間の歴史と同じ分だけ繰り返し、テーマとされている。確かに、語り方につきる。その語 [...]
Craig Taborn Trio 2018-01-19 コンサート 0 1月30日(火) 「Sonsd’hiver」ジャズフェスティバルでは、ピアニスト、クレイグ・タボーンのトリオも楽しみ。切れ味のいい前衛派だが、数年前にECMと契約してから、室内楽に近い知性的な演奏になってきている。第1部はテナーサックスのジェームス・ブランドン・ルイス [...]
Jazz Festival ” Sons d’hiver” 2018-01-18 コンサート 0 ヴァル・ド・マルヌ県でのジャズフェスティバルが 「Sons d’hiver」。1月のプログラムからおすすめのコンサートを紹介。 ① 26日 20h30は、その力強く深い響きとリズム、インスピレーションあふれる即興で並ぶもののないベーシスト、ウィリアム・パーカー。ピア [...]