En avoir sa claque(もうたくさん)45 2017-03-13 おキミのフランス語表現 0 今日〈claque / claquer〉というと〈gifle / gifler〉(平手打ち)ととられるが、昔、ピカルディ地方などの乳牛産地で、充分に牛乳が搾れたとき、〈J’ai ma claque〉(牛乳が充分搾れた)と言い〈claque〉は分量を指していた。19 世 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:3月1日号 2017-03-12 シルバーラウンジ 0連載コラム ホシさんは福島県に生まれ、兄に次ぐ7人の姉妹の一人。行きたかった美大をけって美容師の道を選ぶ。警視庁勤務の男性と見合いし3人子供を持ったが30 代で離婚し夫に親権を譲る。 美容師としての道はどこで始まりましたか? 東京のデパートの美容室でスタイリストとして始め、ロンドンのヴィダ [...]
ノルマンディーの作家と食 〈14〉 2017-03-11 ノルマンディーの作家と食 他 0 モーパッサン作『ベラミ』(1885年)の主人公デュロワのふるさとは、ノルマンディー地方の片田舎、カントルゥ。亡くなった親友の妻だったマドレーヌを自らの妻に迎えたデュロワは、「きれいな御婦人」である彼女にせがまれるかたちで、この地にずっと暮らす年老いた両親のもとを夫婦で訪れる。 カ [...]
洋ナシとアーモンドクリームという組み合わせに、拍手がわく。 2017-03-10 デザート 0 Tarte aux poires 先日は娘の誕生日だったので、張り切って洋ナシのタルトを作ったら、みんなから「おかわり、おかわり!」で、きれいになくなった。このレシピでは、まずナシをシロップ煮にするという手間をかけているが、面倒なら缶詰を使ってもかまわない。 洋ナシはあまり大きく [...]
Tale Me 子どもと挑戦!ビオ・ファッションの新たな選択肢。 2017-03-09 こどもとおでかけ 0こども向け 「子どもが生まれて、ライフスタイルが一変!」というのは、パリジャンの間でもよく聞く話。毎週末、大型スーパーで特売品をまとめ買いしていたカップルが、子どもができた途端「健康のために」とビオ (オーガニック)スーパーの常連に変貌するのもめずらしくない。衣食住のうち、「食」のビオはす [...]
Avoir le béguin pour … (…に恋している)44 2017-03-09 おキミのフランス語表現 0 12世紀ベルギーのリエージュにランベール・ルベーグ神父が創設した修道院ベギン会の修道女たちが被った薄いベールの付いた頭巾のことを「ベギン帽」と呼ぶようになった。以後ベギン帽は婦女子の流行りの帽子となり、16世紀には〈J’ai le béguin pour elle〉と [...]
Guy/Papavrami/Phillips 2017-03-08 コンサート 0 3月12日(日) ピアノのフランソワ=フレデリック・ギーは、一流のベートーヴェンやブラームス弾きとして知られ、独奏だけでなく世界各地の有名オーケストラとも共演している。ヴァイオリンのテディ・パパヴラミはアルバニア生まれのヴァイオリニストで、演奏困難として知られるパガニーニやイザ [...]
アルジェリア訪問中のマクロン大統領選候補 2017-03-08 発言から知るフランス 0 「(植民地化は)犯罪だ。人類に対する罪だ。真に残虐な行為だ。」 2月14日、アルジェリア訪問中のマクロン大統領選候補の発言。これに対して右派やアルジェリア引き揚げ者から激しい抗議の声が上がった。ところが同候補、昨年11月には、 「そう、アルジェリアで拷問があったが、一つの国家、 [...]
児童虐待をめぐる沈黙の壁を破る。 2017-03-08 時事解説(小沢) 0 日本でも児童虐待問題が話題になってから久しい。日本の厚生労働省の統計では、2012年の児童虐待件数は66,701件にのぼり2000年 に比べて5.6倍増えているという。 フランスでは20年ほど前から家庭内暴力(DV)による女性被害者の死(3日に平均1人死亡)がマスコミで話題にな [...]
『ダゲレオタイプの女』〜亡き人の想いを封じ込める〜 2017-03-07 舞台・映画 0 Le Secret de la chambre noire 『ダゲレオタイプの女』 枯れた風情のパリ近郊。撮影アシスタントの面接に臨むジャン(タハール・ラヒム)は、謎めく邸宅に吸い込まれてゆく。待ち受けるのは写真家のステファン(オリヴィエ・グルメ)。世界最古の写真撮影法「ダゲレオ [...]