「料理とは何か?」と考え続ける 2017-01-20 日本人シェフ 0 滑浦(なめうら)高行さん(44歳) 滑浦さんと料理との出会いは小学生の時だった。どうやっても2つ違いのお兄さんのようにスクランブルエッグがふわふわと上手にできず「何故だろう?」と自問した、あの時の自分が今でも料理を作っていると滑浦さんは言う。 大阪の調理学校では、レシピ通りに作っ [...]
Les Quatre cents coups(悪戯をする=『大人は判ってくれない』)30 2017-01-19 おキミのフランス語表現 0 〈Les Quatre cents coups〉といえばトリュフォーの名作『大人は判ってくれない』を思い出す(傑作な邦題だ)。その由来は、1621年、仏西南部のモントーバン市のプロテスタント系住民を弾圧するために20歳そこそこの若きルイ13世が大砲を400回発砲したが彼らは降参せ [...]
Chez la Vieille|パリとNY、両方で大注目のシェフの店! 2017-01-19 フランス料理 0パリ1区 パリの中心地で、シンプルに伝統的なフレンチを楽しみたかったらココへ。数年来注目を集めているアメリカ人シェフ、ダニエル・ローズが手がける新しいお店だ。すぐ近くに同シェフの店 Springがあるが、こちらのほうがずっとカジュアル。人気店ゆえ、2階のテーブル席は昼でも予約が取れないこと [...]
もう誰も「セレブの余興」とは思わない 2017-01-18 舞台・映画 0 『Nocturnal Animals』 あの、トム・フォード?そう、あの、トム・フォード。ファッション業界に疎くとも、誰もがどこかで耳にしたことのある名前だろう。2009年に現役デザイナーながら監督業に乗り出し、『シングルマン』で高評価を得た。7年ぶりの新作『NocturnalA [...]
49日3時間 2017-01-18 数字でみるフランス 0 12月25日、トマ・コヴィル(48)は、ヨットによる単独無寄港世界一周を49日3時間で成し遂げ記録を樹立、ブルターニュ地方のウエサン島に戻ってきた。以前の記録は、フランシス・ジョワヨンの57日13時間。コヴィルの乗ったトリマランは全長34m、マットの高さ40mという巨大なもの。 [...]
車の汚染度示すステッカー « Crit’Air »、今週から義務化。 2017-01-17 フランスの出来事 0 今週から、パリを走る二輪、自動車、トラック、バスなど車両全種に、汚染度を示すステッカー « Certificat qualité de l’air(大気質証明)/ Crit’Air” を貼ることが義務となる。 すべての車両は、エンジンの種類、登録年、排出ガス量などにより、6段階に [...]
Craig Taborn & Amina Claudine Myers 2017-01-17 コンサート 0 1月26日(木) フェスティバル「Sons d’hiver」で、クレイグ・テイボーンとアミナ・クロディーヌ・マイヤーズがそれぞれピアノソロ。 テイボーンはECMからソロアルバムを出した実力派。アミナ・クロディーヌ・マイヤーズはブラック・ミュージックのルーツに迫る。 2 [...]
ちいさな物語。 2017-01-16 フランスの出来事 0 冬空に凍えながら歩く人々を、黙って上から見守る街路樹は、いくつの人生を眺めてきたのだろう。そんな木々がオレンジ色の切り株に姿を変え、人生の小さな物語を無料で配る機械になっていた。 パリ市内に5つある物語マシーン。1分、3分、5分、いずれかのボタンを押すと、その時間内に読み切れる読 [...]
難民助けた人、無罪に 2017-01-16 フランスの出来事 0 1/6 ニース軽罪裁判所は、昨年10月に3人のエリトリア難民を自宅に宿泊させようとして逮捕・起訴されたピエール=アラン・マノニさんを無罪とした。検察は執行猶予付6ヵ月の禁固刑を求刑していたが、裁判官は難民たちの「尊厳を守ろうとした行為は罰することができない」と判断した。2015年 [...]
J’ai le cafard(気がめいる)29 2017-01-16 おキミのフランス語表現 0 地球上で最も嫌われるゴキブリは、日本語では「御器かぶり」が転化し「蜚蠊」という恐れ多い漢字名を持つ。フランスには1512年頃アラビア語の〈kâfir〉(不信仰者)から来ているそう。動詞〈cafarder〉は「明るみを嫌い隠れるのがうまい」ゴキブリのような行動をすること。そこで〈c [...]