同性間の結婚 2016-02-11 数字でみるフランス 0 8000 組 国立統計経済研究所(INSEE)の発表によると、昨年は約24万組が結婚し、同性間の結婚は3.3%に当たる約8000組。 2013年5月に同性婚が認められてから、これまでに約2万6000組が式を挙げている。 [...]
ノルマンディーの作家と食 〈2〉 2016-02-11 ノルマンディーの作家と食 他 0 モーパッサンの『脂肪の塊 Boule de suif』(1880年)がこの作家の出世作になったのには、主人公であるノルマンディー美人の描写の素晴らしさが一役買っている。ぽっちゃりとした体型から「脂肪の塊」とあだ名をつけられたこの高級娼婦に、フランスの男はもとより、敵国の異性も次 [...]
ローザ・パークスの遺志を受け継いで。 2016-02-10 抵抗する人 0連載コラム Rosa Parks fait le mur ローザ・パークス (1913-2005)は、アフリカ系アメリカ人が白人と同じ権利を求めて闘ったアメリカの公民権運動に大きな役割を果たした女性だ。白人と非白人を隔離した人種分離法が南部諸州に存在していた1955年、アラバマの州都モンゴメ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:2月1日号 2016-02-10 シルバーラウンジ 0連載コラム 東京生まれのK氏は日本指圧学校を出て、79年に来仏 。学生時代にバルセロナ大学で貿易学を学ぶため留学中、フランス人女性と知り合い、3年後に結婚し2人の子供を持ち、現在息子は東京、娘はロンドンで働く。 パリで指圧をするようになった動機は? 西欧に指圧を普及させるためにフランス語とス [...]
若い女性はどうしてジハードに惹かれるのか。 2016-02-09 時事解説(小沢) 0 2016年2月3日付のフィガロ紙によると、内務省の調べでは、現在、国内でイスラム過激派と認められる者は8250人にのぼり、昨年3月の4015人より2倍。そのうち未成年者は20%を占める1632人と、教育省も動揺させられる数字が出ている。近年イスラム教に改宗(38%)したか、ムスリ [...]
ジャーナリスト体験ができる子供アトリエ。 2016-02-08 こどもとおでかけ 0こども向け L’atelier des P’tits journalistes フランスのお子様に圧倒的な知名度を誇る子供向け新聞「Le Petit Quotidien」。同紙は定期的にジャーナリスト体験ができるアトリエを開く。会場はマレ地区の編集部オフィス内。参加者 [...]
文化で地域を活気づける 個性派映画館。 2016-02-08 舞台・映画 0 パリと近郊の映画館散策 昨年末、80年の歴史を誇る7区の名物映画館ラ・パゴッドが惜しまれながら閉館した。異色の東洋風建築で在仏日本人にも親しまれてきたが、止まらぬパリの地価高騰の波は映画業界にも深刻な影響を与えている。独立系映画館が苦戦を強いられる一方で、90年代半ば以降は、似た [...]
「境界」がテーマの展覧会。 2016-02-08 ディアスポラ 0 この連載テーマにぴったりの展覧会が移民歴史博物館で開催されている。シリアなどからの難民をどう受け入れるかが大きな問題になっている今、時宜を得た展覧会と言えそうだが、この問題は人類の歴史の始まったころから存在していた。万里の長城を築き「蛮族」の侵入を防いだ中国。「自国のまわりはみな [...]
気分を変えて、 たまにはこんな場所で。 2016-02-07 おすすめスポット 0日曜営業夜のパリ ラブホテルがパリにもある。ご休憩1時間25€〜、となっている。場所はレアールの、少しわい雑な地区。住所と看板を確認して中に入ると、ズラリと並ぶアダルトビデオや大人のおもちゃ。いわゆるアダルトショップだ。まず入り口のおじさんと挨拶。全く人に会わない日本のラブホの感覚で行くと、少しう [...]
La Terre et l’ombre 2016-02-07 舞台・映画 0 人の背丈を越え生い茂るサトウキビの畑。その合間を縫うように伸びる一本道。病床の息子を看取るため、17年ぶりに帰郷する男アルフォンソが歩いてくる。祖母と息子夫婦、そして小さな孫息子は、かつて家を捨てた男を複雑な思いを抱えて待つ。一家の再生のドラマが、今静かに動き出す。 監督は87 [...]