「 nénuphar → nénufar 」 2016-02-26 発言から知るフランス 0 今年9月の新学期から、2400語の綴りを簡略してもいいことになり、いくつかの出版社は教科書の改訂版を準備中。例えば「nénuphar(スイレン)」は「nénufar」に、「oignon(玉ネギ)」は「ognon」に。「i」や「u」の上に付くアクサン・シルコンフレックスはとっても [...]
レユニオン島のマロヤの女王、 クリスティーヌ・サレムに聞く。 2016-02-24 音楽 0 2009年10月、インド洋上マダガスカルの東方に浮かぶレユニオン島(フランス海外県)の音楽マロヤが、ユネスコ世界文化遺産として登録された。ルーレと呼ばれる、またがって上に座って叩く太鼓、カヤンブと呼ばれるサトウキビの茎を板状に張った箱を揺さぶって鳴らす楽器に合わせて、奴隷の哀歌を [...]
浮雲だより:2月15日号 2016-02-22 浮雲だより 0 今年のアングレーム国際漫画フェスティバルで最優秀作品賞を受賞したリチャード・マグワイヤーの 「Ici」*(原題「Here」)は、軽やかでいて厚みのある時間をもたらしてくれる美しい本だ。そこに描かれるのはある家の居間、その“場所”がみた定点記録だ。同じ場所に、時間軸上の異なる点から [...]
Écrire le Japon aujourd’hui 2016-02-21 イベント 0 2月27日(土) 小説『長崎』でアカデミー・フランセーズ賞を受けたエリック・ファーユ、『さりながら』のフィリップ・フォレスト、フランスを拠点に翻訳や詩作を行う関口涼子のパネルディスカッション〈今日、日本を書くということ〉。15h30-。無料。 Maison de la cult [...]
今月のチーズ:Roquefort 2016-02-21 チーズを選ぶ 0 ブルーチーズといえば、フランス南部アヴェロン県で作られているロックフォール。1925年、チーズとして初めてのA.O.C.を得た。原料は羊乳で、凝乳の過程でペニシリウム・ロックフォルティという青カビを混ぜ込み、ロックフォール・シュル・スールゾン村にある湿気の多い洞窟で3カ月以上かけ [...]
タクシーとVTC 反目はまだ続く? 2016-02-21 経済 0 1月末にタクシー組合の抗議行動があった後、ヴァルス首相は、運転手付観光車両(VTC)に禁止される「流し」の取締り強化、VTCの規制を無視する違法なVTCウェブサイトの禁止といった対策を打ち出した。今度はそれに怒ったVTC運転手が抗議行動を始め、2月5日にはパリ=CDG空港間の道路 [...]
パリ五輪招致、スローガンは « Force d’un Rêve 夢の力 »。 2016-02-20 フランスの出来事 0 エッフェル塔のふもとでビーチバレー、ヴェルサイユ宮殿の庭園で馬術、アンヴァリッドでアーチェリー…。いかにもメディアが飛びつきそうな演出が散りばめられた « Paris 2024 »五輪招致プロジェクト。2月17日、フィルハーモニーの大ホールで、スローガン« Force dR [...]
料理は切っても切れないもの。 2016-02-20 日本人シェフ 0 宇井土智廣さん(51歳) 「江戸っ子なんです」と言われる前から宇井土さんの歯切れのいい口調には気づいていた。職人の家に生まれ、小遣い欲しさで高校時代に偶然入ったアルバイト先の飲食店で食に開眼し、東京で洋食の料理人として働いていたら、憧れていたフランス料理、ディジョンの店に空きがあ [...]
カモ飯 2016-02-19 肉料理 0 波正太郎の『剣客商売』シリーズに登場する料理を、料理人、近藤文夫が再現した『包丁ごよみ』(新潮文庫)。冬のところにカモ飯がある。フランスでは、カモの胸肉 magret de canard が簡単に手に入るので、さっそく真似して作ってみた。 カモの胸肉は、皮と身の間に包丁を入れつつ [...]
Le Bélisaire|シェフの才能が発揮された料理とフレンドリーな対応に感激! 2016-02-19 フランス料理 0パリ15区 この店、以前に紹介したことがあるが、あちらこちらでシェフ、マチューさんの料理に数段磨きがかかったとの評判を耳にし、数年ぶりに訪れてみた。 店に入った途端、フレンドリーな応待を受け、久しぶりに友人に会いに来たようで嬉しくなる。親切なサービス係のパトリスさんにあれこれ質問をしつつ、今 [...]