料理本 2014-12-29 ノルマンディーの作家と食 他 0 ●オプティ美保・高崎順子『パリ生まれプップおばさんの料理帖』 この一冊で、パリ16区に住んでいて、今年94歳になるプップおばさんの料理を味わっているような気分になれる。彼女の笑顔の写真からも、料理からも優しさがにじみ出る。こんな料理の元になっているのが、彼女のおばあさんが手書き [...]
サイトを使った 「乗り合い」が増えている。 2014-12-28 フランスで運転 0 最近「covoiturage」という言葉をよく耳にする。 これは車の「乗り合い」を指し、発着点が近い友人知人が待ち合わせ、一緒に車に乗ることだ。ヒッチハイクとの違いは、「乗り合い」は習慣性があり、車を順番に使ったり、経費をワリカンにするのに対し、ヒッチハイクはドライバーが路上で [...]
「黒魔術の呪いにかけられたと思った」 2014-12-27 発言から知るフランス 0 単独大西洋横断ヨットレース〈ルート・デュ・ラム〉で、12月3日最下位でグアドループ島のポワンタ・ピートル港にゴールインしたヴァンサン・ランタン(33)のひと言。フランスのサンマロ港スタート直後に自動航行システムが故障し、昔ながらの航行で、30日14時間32分かけての横断だった。 [...]
税務署に殺された男。 2014-12-24 三面記事 0 脱税や申告漏れで追徴金をとられたり、刑務所に入れられるといった話はよくあるが、さすがに死刑になったという話は聞かない。まして月決めで定額納税している善良な市民が税務署に「殺された」となれば、常軌を逸している。だが、そんな記事が11月末のパリジャン紙に載っていた。 パリの東、ク [...]
大型受注で仏STXの将来に希望? 2014-12-23 経済 0 造船のSTXフランス社(サン・ナゼール)造船所は12月4日、2隻の豪華客船を受注したと発表した。発注したのは米ロイヤル・カリビアン・クルーズ社で、2900人乗りの世界最大級の豪華客船。受注額は約20億ユーロに上る見込み。世界の船舶産業の停滞によって経営が悪化した親会社の韓国ST [...]
「ギロサフト・ショバス! クリスマスおめでとう!」 2014-12-22 ディアスポラ 0 —母国語をつかう〈グルジア編〉— 15区のRue de la Rosière にある集合住宅の地下に降りると、お香の匂いが鼻孔を刺激した。小さな集会所のような空間の奥にはアーチに縁取られた祭壇が控え、側面の壁にはイコンが掲げられている。幼児から老人まで30人近い人 [...]
Floyd’s|メニューをすべて制覇したくなるバー & グリル。 2014-12-20 ヨーロッパ諸国料理 0日曜営業パリ10区 寒い季節になると食べたくなるのがカキ。生ガキもいいが、火を通したカキもおいしいもの。残念ながら、フランス人の多くが調理したカキは好みでないのか、温かいカキを食べさせる店は稀だが、気軽に試せる店を見つけてにんまり。友人と出かけてみた。 通りに面しているのはクラシカルな大人の雰囲気 [...]
Bululù Arepera|予想に反して柔らかな味わい 南米、ベネズエラの温もり。 2014-12-19 南米料理 0安くてうまい日曜営業パリ18区 中南米で料理を想像できる国はメキシコ、アルゼンチン、ブラジルくらいだった私に突如やってきた情報、トウモロコシの粉でできたパンで食べるベネズエラのファーストフード。小さな可愛らしい店内ではアクセントで中南米系だとわかるラテン系のお客が多く、スペイン語が飛び交っていていて情緒たっぷり [...]
牛のほほ肉を、スパイスを使って煮込んでみよう。 2014-12-19 肉料理 0 Joue de bœuf aux carottes パリのレストランで、牛や豚のほほ肉を柔らかく煮込んだ料理がメニューに載る回数が増えている。ボクらも,その真似をして、牛のほほ肉料理を作ってみよう。そのほほ肉はどこで売っているのか? ふつうの肉屋では見つからないこ [...]
ゲテ・リリック資料館スタッフお薦め 2014-12-18 本 0こども向け 13€ Circonflexe 児童書も豊富に扱うゲテ・リリック資料館のスタッフによるお薦め本3冊をご紹介。 ①Zoom – Istvan Banyai 鶏を眺める子どもという何の変哲もないイラスト。だがページを繰れば、同じ被写体への視点がどんどん遠 [...]