ブルカを公道から追放? 2010-02-01 フランスの出来事 0 ブルカ。 上の写真のように、女性が顔を含め体全体を覆うブルカは、元々はアフガニスタンのパシュトゥン族の伝統的衣装だった。それがイスラーム急進派タリバン政権時代に義務づけられるようになる。フランスでこのブルカをまとっている女性は、イスラームのスンナ派の中でも原理主義的で厳格な規律 [...]
20万部を売った写真集 2010-02-01 本 0 ●Izis, Paris de rêve パりを撮り続けた写真家というと、ドワノーが真っ先に頭に浮かぶだろう。生まれがよかったせいもあるけれど臆せず人々の間に入り込み、そのノリで彼らの生き生きとした表情を正面から切り撮ったドワノーの写真は、一つの物語。 それに引き換え [...]
2週間のニュース 2010-02-01 フランスの出来事 0 ●エリック・ロメール監督、死去 ゴダール、トリュフォーらとともにフランス映画のヌーヴェル・ヴァーグを率いたエリック・ロメール監督が1月11日、パリで死去した。享年89。「カイエ・デュ・シネマ」の編集長を務めるなど映画評論家、小説家でもあった。代表作は『六つの教訓話 Six con [...]
冬料理の定番、アンディーブのグラタン。 2010-02-01 野菜料理 0 Gratin d’endives au Jambon 冬の寒い日に無性に食べたくなる一品が、アンディーブをハムで巻いてからベシャメルソースをかけてオーブンで焼いたグラタン。定食屋の一品としても人気が高い。 大きすぎず、きれいな紡錘形で、しっかり締まったアンディーブを、 [...]
La Graineterie du Marché|乾物屋さん。創業は1895年 2010-02-01 専門店 0日曜営業パリ12区 年末に知人宅でごちそうになった南西料理のカスレにほっぺが落ちそうになった。おいしさの秘訣を問うと、タルブ産白インゲンharicot tarbaisで作るのが重要とのこと。そこでこのインゲン豆を探してたどり着いたのがここ。朝市で知られるアリーグル広場に面した乾物屋さん。創業は189 [...]
プルーストの味を求めて –4 2010-02-01 ノルマンディーの作家と食 他 0 『失われた時を求めて』の語り手マルセルに一目置かれていた女中のフランソワーズは、そもそも語り手の叔母レオニに仕えていた。パリに住む語り手一家は、復活祭などの休みになると汽車に乗ってレオニの住む田舎町コンブレーを訪ねるが、この滞在中に一家のために食事を準備するのがこの女中だった。 [...]
スパイスの歩みー中世から大航海時代 2010-02-01 ノルマンディーの作家と食 他 0 中世のヨーロッパにおいてスパイスは希少で、ほんの微量でも目の飛び出るような価格で売られていた。スパイスは古い食材の匂いや味を隠し、殺菌・保存し、消化を促し、病の治療に役立つので、諸国はこの万能なスパイスをこぞって入手したがった。ヨーロッパはハーブは豊富でもスパイスは育たないため [...]
A LA RECHERCHE DE LA FORMULE GAGNANTE 2010-02-01 Articles en français sur le Japon 0 Le 12 février, Vancouver accueille les Jeux olympiques d’hiver. Même si à l’heure où nous écri [...]
世界経済の歴史と我々の日常 2010-02-01 イベント・文化情報 0 ●Une (micro) histoire économique du monde, dansée 「世界経済の歴史と我々の日常との関係とは?」。演出家パスカル・ランベールの創作の発端は、この疑問にある。ロンドンに開いたコーヒーショップで「保険」という [...]
マドレーヌ広場に米抽象画家の巨大アート。 2010-02-01 フランスの出来事 0 見苦しい工事現場を、アート作品や写真などをプリントしたシートで隠すのは昨今の流行。パリ・マドレーヌ広場にある改修工事中の〈チェルッティ〉の建物は1月19日から巨大な抽象画でおおわれている。作者は、幾何学模様を使った作品で、すでに抽象画の世界では知られた32歳の若きニューヨーカー [...]