私、パリでまた一から始めます。 2000-03-01 音楽 0インタビュー 人懐っこい笑顔とトレードマークの黒い帽子でひょっこり現れた沖至さんは、ジャズをこよなく愛するミュージシャン。トランペットを演奏して、日本、ドイツ、フランスと飛び回っている。 リヨンに10年以上も住んでいたのだが、今年になって70年から85年まで住んでいたパリに戻ってきた。引っ越し [...]
投影されるイメージでフォルムを再構成。 James COLEMAN展 2000-03-01 アート 0 1941年、アイルランドのダブリンで生まれたジェームズ・コールマンは、コンセプチュアル・アートの作家として国際的に知られている。60年代末から、写真、スライド投影、ビデオ、映画、さらには「活人画」の人物たちなどに頼りながら、伝統的なフォルムをくずそうと試みてきた。コールマンにと [...]
朝までアフリカ音楽で踊ったり、食べたり…。 Au petit tam tam 2000-03-01 Quartier-Balade:街・散策 0 パリに西アフリカ料理の店はたくさんあるが、毎晩生バンドの演奏で踊れるのは、11区のAu Petit Tam Tamしかないだろう。カーブにある約40席は、10時ごろにはいっぱいになる。 オーナーのペラ氏は若い時に、リンガラ音楽の本場、コンゴ (以前はザイール) のキンシャサで [...]
コンコルド・カット、ジタン・スタイル、ジャンヌ・ダルク。 2000-03-01 ストリートスナップ 0 モード撮影やショーのヘア・スタイリストとして20年以上のキャリアを持つジュリアン・ディスさん。彼がミラノコレクションへ出発する前に、話を聞いた。 彼の作る〈頭〉はいつも斬新、とにかく格好いい。いわゆるヘア・スタイリストだが、デザイナーのラガーフェルド氏が彼を形容するように「ヘ [...]
(南)が推薦する3月のシャンソン。 2000-03-01 シャンソン 0 ★★★今月のオランピア劇場 かなり若者向けです。6日のJ・L・Muratは前号で紹介ずみ。7日のM (エム)は、エイズで死んだ世紀末歌手のクラウス・ノミやドラゴン・ボールの主人公を思わせる奇抜なヘアスタイルで、このところ話題に事欠かない。13日のPhilippe Valは、アナー [...]
OVNI 453 : 2000/3/1 2000-03-01 フランスの出来事 0 ●重罪院の判決に再審の可能性これまでフランスでは、強盗や殺人などの犯罪を裁く重罪院 (陪審制) の判決は決定的な力を持ち、被告側からも検察側からも上告は認められていなかった。これは人権に関するヨーロッパ協定にも反し改正が望まれていたが、2月10日、国民議会で上告を認める法案が全員 [...]
スペイン風オムレツはワインやビールの肴にもなる。 2000-03-01 野菜料理 0 Tortilla–omelette espagnole スペインの飲み屋にはタパスと呼ばれるおつまみが並んでいるが、その定番の一つが、トルティーヤと呼ばれるジャガイモ入りのオムレツ。なんていうことはない一品だけれど、オリーブ油の香りがきいてなかなかうまい。卵とジャガイ [...]
Maison LAIR|オーヴェルニュ地方 2000-03-01 専門店 0日曜営業パリ6区 春はもうすぐとはいえまだ寒い日が続く今日このごろ。ボリュームたっぷりのオーヴェルニュ地方のお総菜はいかが? 素朴なsaucisson de Cantal (162F/kg) をアペリティフのお供にするのもいい。豚の耳や舌入りのfriton(85F/kg) や豚レバーのfrica [...]
フランス語版弥次さん喜多さん。 En route vers le Tokaido! 2000-03-01 イベント・文化情報 0 十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が舞台化され、5区のユシェット劇場にかかっている。星の数ほどあるパリの劇場の中でも最小の部類に入るこの劇場の舞台で、弥次さんと喜多さんがどんな珍道中を繰り広げるかに、私はとても興味があった。 一騒動の後、命からがら江戸を抜け出したと思えば、次の宿屋 [...]
Cave Petrissans|ワインと料理のマリアージュ。 2000-03-01 フランス料理 0パリ17区 1815年から4 代にわたって続くこの店は、フランス各地から選び抜かれた約1000種類、3万本のワインを扱っているカーブ兼レストラン。 きょうはワイン通のアンヌを誘ってデジュネ。アントレは、香草入りのサラダ Salade aux herbes を一つとって半分ずつ。マッシュ、スカ [...]