1899 ToriMéshi(9区・北駅)

創業1899年。秋田県大館市の老舗駅弁屋「花善」がパリ9区に店舗を構えた。

この花善の提供する鶏めし弁当は秋田を代表する名物駅弁で、日本ではお客様投票による駅弁東日本NO.1に2015年2016年と2年連続で選ばれている。

また2018年秋に日仏友好160周年を記念したジャポニズム2018のイベントの一環として、「EKIBEN/JAPON」がパリ・リヨン駅で一ヶ月間限定で開催されたが、その際にはこの鶏めし弁当が1400個以上も売れたそうだ。

白いのれんに赤い文字が目印

パリで販売している弁当は2種類。鶏めし弁当(11.)と日替わり弁当(11.8~€)。

鶏めし弁当の箱を開けると醤油と出汁の香りにつつまれる。もちろん米は秋田県産。こだわりのあきたこまちを使用。ごろっと大きな鶏もも肉にはしっかり味が浸みていて、噛むごとに口いっぱいに旨味が広がる。

鶏のお出汁がたっぷり浸みたお米の上には、厚焼き玉子をこして作ったというそぼろ玉子がのっている。味付けは日本で働く熟練の料理長自らパリオリジナルの配合を決めたとあって、しっかりした濃いめの味で冷めても美味しくいただける。おかずには、魚のすり身やきんぴら、ひじきにはキヌアが入ってすこしピリ辛。これがアクセントとなってどんどん箸が進んでしまう。あっという間に完食だ。

ボリューム満点の鶏めし弁当(11.8€)

目にも鮮やかな日替わりのベジタリアンちらし弁当(12€)

 

この日の日替わりはベジタリアンちらし弁当。ちらし寿司には本社のある大館市の名産である、とんぶりがたっぷり。これは秋田のものを使用しているというから驚く。優しい味付けのちらし寿司は口に運ぶごとにホッとする味わいだ。その他ほとんど全ての野菜は市場から買い付けているという。

また箱も箸も秋田から。お客さんの中には、食べ終わっても捨てずに持って帰りたいという人も少なく無いそうだ。

こだわりの箱につつまれた駅弁

あずきののった抹茶パンナコッタ(3€)

駅弁のほかにスープや日替わりデザートも。この日は抹茶のパンナコッタ(3€)。

「駅弁だからこそ、ゆくゆくはフランスの鉄道で販売したい」と目を輝かせる若き女性店長の佐々木さん。彼女は大学3年次に鶏めし弁当についてのレポートを書いたのをきっかけにパリ店の店長に大抜擢されたそう。「鶏めし弁当が大好きなんです」と語る彼女の姿は見ていて気持ちがいい。

オープンは月曜から金曜の11時半から15時半まで。

若さ溢れる店長の佐々木さん


1899 ToriMéshi

Adresse : 34 rue condorcet, 75009 PARIS , FRANCE
TEL : 07 52 05 06 82
アクセス : M° Cadet, Anvers
URL : parishanazen.fr/

 

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