フランス料理でよく使う食材の名前を、カンタンな辞典にしてみました。買物の時やフランス料理のレストランでメニューを見る時など便利です。
▶︎ 魚介類《POISSONS,CRUSTACÉS,COQUILLAGES》
▶︎ 調味料・薬味《CONDIMENTS》
▶︎ 穀類《CÉRÉALES》
▶︎ 乳製品《LAITAGES》
▶︎ ハーブ《HERBES》
▶︎ スパイス《ÉPICES》
▶︎ 肉《VIANDES》
▶︎ 鳥肉、うさぎ肉《VOLAILLES》
▶︎ 臓物《ABATS》
▶︎ 野菜《LÉGUMES》
▶︎ 果物《FRUITS》
▶︎ ナッツ類《NOIX》
▶︎ 乾燥豆《LÉGUMES SECS》
LAITAGES
[レタージュ]
乳製品

牛乳 lait [レ]
脱脂乳 lait écrémé [レ・エクレメ]
全乳 lait entier [レ・アンティエ]
チーズ fromage [フロマージュ]
フロマージュ・ブラン fromage blanc [フロマージュ・ブラン]
生クリーム crème fraîche [クレーム・フレッシュ]
クリーム状 crème épaisse [クレーム・エペース]
液状 crème liquide [クレーム・リキッド]
バター beurre [ブール]
無塩バター beurre doux [ブール・ドゥ]
有塩バター beurre demi-sel [ブール・ドゥミ・セル]
ヨーグルト yaourt [ヤウール]
HERBES
[エルブ]
ハーブ

アネット (ディル、イノンド) aneth [アネット]
エシャロット échalote [エシャロット]
コリアンダー(香菜、パクチー) coriandre [コリアンドル]
シブレット/チャイブ ciboulette [シブレット]
セージ sauge [ソージュ]
タイム thym [タン]
タラゴン estragon [エストラゴン]
チャービル cerfeuil [セルフォイユ]
バジリコ/バジル basilic [バジリック]
パセリ persil [ペルシ]
ちぢれ葉 persil frisé [ペルシ・フリゼ]
イタリアン persil plat [ペルシ・プラ]
プロヴァンス風ハーブ herbes de Provence[エルブ ・ ド ・ プロヴァンス]
ミント menthe [マント]
ローズマリー romarin [ロマラン]
ローリエ laurier [ローリエ]
ÉPICES
[エピス]
スパイス

クミン cumin [キュマン]
こしょう poivre [ポワーヴル]
黒こしょう poivre noir [ポワーヴル・ノワール]
白こしょう poivre blanc [ポワーヴル・ブラン]
グリーンペッパー poivre vert [ポワーヴル・ヴェール]
サフラン safran [サフラン]
シナモン cannelle [カネル]
しょうが gingembre [ジャンジャンブル]
ちょうじ (クローブ) clou de girofle [クル・ド・ジロッフル]
チリペッパー piment de Cayenne [ピマン・ド・カイエンヌ]
ナツメグ noix de muscade [ノワ・ド・ミュスカッド]
にんにく ail [アイユ]
ねず genièvre [ジュニエーヴル]
はっかく anis étoilé [アニス・エトワレ]
パプリカ paprika [パプリカ]
カタカナ発音教室
「トロワ サン グラム・ド・ヴィアンド・アシェ(ひき肉300グラム)」とか「サンク サン グラム・ダリコ・ヴェール(さやいんげん500グラム)」とか注文できるように「アン」、「ドゥ」、「トロワ」、「カトル」、「サンク」、「シス」、「セット」、「ユイット」、「ヌフ」、「ディス」と「サン(百)」はおぼえましょう。
*名詞が[ト]や[ド]で終わるときは、「トゥ」や「ドゥ」に近い発音です。たとえば、「クルジェット」なら「クルジェットゥ」
日本人が苦手なのは[r]音。といっても、「fraise フレーズ」とか「congre コングル」とか、単語の中や語尾にあるときは、下の歯のもとに舌先をあてて発音すれば通じます。「raie レ」とか「rognon ロニョン」など単語の頭にあると、ちょっと面倒。やはり下の歯に舌先をあてながら、うがいをするときの要領で軽くのどをふるわせて発音します。これで通じなかったら、買いたいものをはっきり指で指し示すことにしましょう。
「アンディーヴ」とか「ヴォー」とか、日本語にない「ヴ」音は、歯を軽く下唇にあてて発音。といっても、八百屋で「アンディーブ」と注文しても、もちろん通じるので、ご心配なく。
