Tag : 表紙

「私たちと、ほかの人たち」
差別とは何かを考える。

 アメリカではメキシコとの間に壁を造ると大統領が言い、仏教徒が大多数のミャンマーではイスラム教徒の少数民族の虐殺が続いている。人類博物館で開催中の「私たちとほかの人たち Nous et les autres」を見ると、人 […]

踊るパリ。

 深夜0時までオープンしているパリ16区の現代アート美術館パレ・ド・トーキョーは、夜行性を自認する人にとって便利なアドレスだ。ある晩、ふらっと足を運んでみたら、いつもはスケーターの聖地と化する広場に、ダンスに興じる一群が […]

渚のクレープおばあちゃん。

フランス北西のブルターニュ地方、プレヌフ・ヴァランドレ村では「風の祭」の準備が進められています。人口4千人のこの村が、2年前に始めた新しいお祭。5月26日から28日の間、弓の形をした全長2.5キロの砂浜は、凧やカイトサー […]

セーヌのほとりで。

澄んだ青空に恵まれた4月半ばの日曜日。セーヌ河岸は初夏のような陽気を満喫する人たちでいっぱいだ。 「Parc Rives de Seine/セーヌ河岸公園」は、イエナ橋からシュリー橋までセーヌに沿った計7キロの道路を車両 […]

島のはなし。

余寒とは無縁のカリブ海の島々。これらの島のなかには、フランス海外県(DROM)、海外自治体 (COM)がある。  小アンティル諸島に位置する25km2の小さな島、サン・バルテルミー島もその一つ。今や観光が盛んだが、この地 […]

植物のある暮らし。

草木が芽生え始める、雨水(うすい)の週末。「緑の手を持つ avoir la main verte」園芸マスターを目指して、パリジャンたちが次々と集まってくる場所がある。 14区、病院跡地にたたずむメゾネットは、生き生きと […]

ちいさな物語。

冬空に凍えながら歩く人々を、黙って上から見守る街路樹は、いくつの人生を眺めてきたのだろう。そんな木々がオレンジ色の切り株に姿を変え、人生の小さな物語を無料で配る機械になっていた。 パリ市内に5つある物語マシーン。1分、3 […]

小さなパリジャン、スケート初体験。

冬のパリの風物詩として近年注目されているのが、期間限定でオープンするスケートリンク。 ノエルの飾りつけが町を照らし、ショーウインドーの前に人だかりがするようになる頃、その白いリンクは現われる。グランパレの内部や、エッフェ […]

小さい秋、みつけた。

パリには、約100の共同菜園がある。その多くは非営利団体のアソシエーションが運営しており、さまざまな年齢や国籍の人が和気あいあいと野菜や花を育てている。リタイアしたおばあちゃん、エコロジー志向の若いカップル、小さい子ども […]

マレ地区の静かな小道に

秋の涼しい風を頬に受けながらマレ地区の静かな小道を歩いていると、「Empreintes」と記された建物の前に出た。ピカルディ通り5番地、どこか控えめな入口に誘われて奥へ進むと、そこにはきめの細かい肌のような繊細な空間が広 […]

新学期のお買物。

フランス全国の小中学生1100万人以上が新学期を迎えた。子どものいる家庭にとっては学用品購入の季節でもある。ノートやペン、宿題をメモする手帳、計算機、運動靴、カルターブル(通学用かばん)…。 「自由の国」の看板を掲げるフ […]

パリの、 バカンス。

作曲家でコントラバス奏者、そしてデッサン画家でもあるマーク・マーダーさん(60)。庭づくりのことは何も知らなかったけれど、15年前にテラスと庭付きの13区のアパルトマンに引っ越してきてから、その面白さにすっかりとりこにな […]