Rouler dans la farine(手玉にとる)49

〈Je le roule dans la farine〉(彼を粉でまぶす)とは「彼を手玉にとり、自由にあやつる」こと。〈Les gens de même farine〉は、一見すると似ているが同類の仲間であることで「おなじ穴のムジナ」を意味し、17世紀以来、フランス語では軽蔑的表現として使われるようになった。どうして小麦粉に喩えるかというと、どんな種類のパンでも元々は小麦粉でできているから。