アレクサンドル3世橋のたもと、期間限定! le Génie d’Alex

 バカンス明けのパリの街に、また一つ歴史と現在が融合するオルタナティヴなスポットが誕生した。しかも、パリの中心、セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋のたもと!

橋の右岸側、1900年に建設された重厚な石造りの橋台の内部に広がる1,000㎡の空間は、もともとはボート倉庫で、2006年より今年の2月まではナイトクラブ le Showcase だった場所。パリ市によるセーヌ河岸再開発計画「Réinventer La Seine」の一端で、すでに2018年にはエレクトロミュージックのキャバレーとして生まれ変わることが決まっているが、その工事開始まで、カルチャーの発信スペース『le Génie d’Alex』(ル・ジェニ・ダレックス)として一般開放することになったのだ。

パリでも一番ゴージャスなアレクサンドル3世橋。

ル・ジェニ・ダレックスを運営しているのは、14区の Les Grands Voisins(レ・グラン・ヴォワザン)など廃墟の一時的な再利用を手がける Plateau Urbain をはじめ、若い世代が活躍する5つの団体。

先週金曜日のオープニングの夜には、早速、この周辺ではあまり見かけなかったラフなスタイルのパリジャンが大集合。エッフェル塔を望むテラスで、暗闇にきらめくミラーボールの下、音楽・アート・ダンス・DIY・フードのミックスをパリのクラフトビール(4ユーロ~)片手に楽しんでいた。

ちょっと気になるその名称の由来は、そのままシンプルに「アレックス(アレクサンドルの愛称)の才能・可能性」。展示やイベントなどおもしろい企画があれば、誰でも提案することができる。

年末までの期間限定、パリで次に生まれる才能を探しに出かけてみては?(裕)

水~日 12h~24h(テラス~22h)

ドリンクとフードを提供するのは、ヨーロッパ初のフリーガン(食料の大量廃棄反対運動)食堂サービス Freegan Pony。

この日のメニューはシリア料理など5ユーロ~。

リサイクル材を利用して内装・テーブルや椅子の製作を担当した、建築・都市開発・アート・デザイン団体 YA+K による DIYワークショップ。

テラスでは、ソーラーパネルと自転車を漕いだ電気によるエネルギッシュなDJプレイ。

コンサート、プロジェクタのインスタレーション、アート販売、おもちゃレンタル、フォトブースなど盛りだくさん。

イベントのプログラムや技術サポートを担当するのは、La Belle Friche と La Ressourcerie du Spectacle の2団体。

この日、生まれて初めての作品展示だったというアーティスト Popolopo。「たまたま運営団体に声をかけてもらって、チャンスをもらえた。ワークショップもやる予定!」

車両通行禁止にして、遊歩道化するなど、セーヌ河岸がますます賑わってきた。

 

 

 

 

 

 

Le Génie d'Alex

Adresse : Port des Champs-Elysées, Pont Alexandre III, Rive droite , 75008 Paris , France
URL : www.facebook.com/geniedalex/