■■ BLOG : 小沢君江通信 > フランス語の表現

Se moquer de … comme de sa première chemise(…を無視する、バカにする)68

この表現は16世紀頃から使われ始めたと言われ、〈première chemise〉は現代のシャツのことではなく、乳児がおむつや産着から初めて服らしい服〈chemise〉に着替えさせられた。誰にも思い出せない「最初の服」の […]

Couper les deux bouts de l’omelette(両端を切って丸くする)67

「オムレツの両端を切断する」とは、ジュペ=ボルドー市長がマクロン大統領の当選時に言った表現。両端とは極右ルペン派と、極左〈服従しないフランス〉のメランション派のことで、保革共存を目指すマクロン派の「共和国前進」与党を築く […]

Retourner sa veste (鞍替えする)66

〈retourner sa veste〉は、誰かを裏切って「鞍替えする」こと。〈opportuniste〉「日和見主義者」のことで、しょっちゅう意見を変える人は〈IIl tourner comme une girouet […]

Se tourner les pouces(何もしないでいる)65

〈Tourner ses pouces〉「何もしないでいる」という表現は、何もすることがなく両手の指を組み余った親指をくるくるまわすことで、19世紀前半に登場したといわれ、19世紀後半から〈se tourner les […]

Faire une croix à….(完全にあきらめる)64

16世紀には 借金などを返済するときに手帳に記した借金額をX印で消していたように〈Faire une croix à quelque chose〉「何も残らずに決済する、あきらめる」ときに使われたが、19世紀には キリス […]

Un pays de cocagne(桃源郷)63

〈cocagne〉とは青色染料に使われたアブアナ科タイセイのこと。形容詞〈de cocagne〉は「浮き浮きする、極楽のよう」。中世時代に南仏ロラゲ地方(Lauragais)でタイセイが栽培され、栄えたため〈la vie […]

Raser les murs(目立たがらない)62

19世紀に使われ出したそうで、社交性に欠けているため壁に背をつけて突っ立っている。移動するにもきょろきょろしながら壁沿いから離れず人目につくのを避けること。

Savoir / Connaître sur le bout des doigts(熟知する)61

この表現の由来は、ラテン語の〈ad unguem〉(sur le bout des ongles)から来ているといわれ、ローマ帝国時代の石工が大理石の表面を爪で引っ掻いていたことから、フランスでは〈Savoir / Co […]

Avoir une araignée au plafond(どこか普通でない)60

この表現は19世紀半ば、パリの売春婦などが使い始めたと言われている。たぶん客とベッドの上で仰向けになって天井を見る機会か多かったのだろう。クモは、誰も気がつかない天井のすみなどに巣を張りがちだが別に害を及ぼさない。〈Av […]

Mettre de l’eau dans son vin(水で割る:怒りをなだめる)59

〈Couper le/son vin〉(ワインを水で割る)という表現は16世紀からあり、水で割ってアルコール度を軽くするという意味。〈Mettre de l’eau dans son vin〉(ワインを水で薄 […]

Faire un clin d’œil(色目を使う、目配せする)58

大統領決選前の5月1日、極右FN候補マリーヌ・ルペンが大集会の演説で、第1回投票で落ちた共和党候補フィヨンが3週間前にした演説(あるジャーナリストの著書から取っている文章)の一字一句をそのまま拝借したことをメディアが報道 […]

Parler français comme une vache espagnole(ヘタなフランス語を話す)57

牛 〈vache〉は天気が良くても悪くて大きな目を空に向けて「モー!」。〈Parler français comme une vache espagnole〉(スペインの牛のようにフランス語を話す)という表現の由来は16 […]