おすすめ

CD : Camille “Ouï”
まっすぐ感覚に訴える「うた」

 ラジオから「私はオオカミを遠くにつれていく…川のほとりなんかにはいかない」と、歌が流れてきた。寓話的な詞、数え歌的なメロディー、一瞬ブリジット・フォンテーヌかと思ったが、カミーユ!この新作は、2005年の『Le Fil […]

Oumou Sangaré “Mogoya”
ビロードのようなアルトの歌声

1968年マリの首都バマコで生まれたウム・サンガレは、今ではマリにとどまらずアフリカを代表する大歌手だ。World Circuit Recordsと契約後、1993年にリリースされた”Ko Sira̶ […]

CD : Zelenka “PsalmiVespertini II”

 ボヘミア出身のヤン・ディスマス・ゼレンカは、バッハと同世代。ドレスデン宮廷付き作曲家として多数の宗教的声楽曲を書いた。最近出たCDの1曲目『Dixit Dominus』はティンパニーやトランペットが入り華やかで、オーケ […]

フランスを代表するチェロ奏者・コペイの、コンサート2日間。

フランスはチェロの国。フルニエやトルトゥリエ、ナヴァラなど名手が揃った黄金時代があった。今もケラス、ガイヤールといった奏者が国際舞台で活躍中。マルク・コぺイもその一人で、18歳でライプツィヒのバッハコンクールで一等賞を得 […]

China Moses

フランクとナンシー(シナトラ)、ジュディー・ガーランドとライザ・ミネリ、ジャックとトマ(デュトロン)、藤圭子と宇多田ヒカルなど、親子二代の歌手はかなりいるが、チャイナ・モーゼスは、ジャズ界の大歌手ディー・ディー・ブリッジ […]

Haskil / Fricsay「想像の息吹の光」が差し込むモーツァルト。

 モーツァルトを得意としたクララ・ハスキルが、1953年にライブ録音した協奏曲第13番。新マスタリングで音の歪みが消え、低音域が締まり、各楽器の輪郭が鮮やかになり蘇った。第1楽章からハスキルの音は柔らかながら各タッチに芯 […]

Jain。第2のストロマエ登場。

1年半ほど前にテレビで見た、エイミー・ワインハウスの『You Know I’m No Good』を、ギターを弾きながら歌う若い歌手…感情過多に陥らず、この名曲のハートを掴んでいる。それがジェインだった。 『Z […]

CD : La Compagnia del madrigale “Gesualdo”

 1611年生まれのカルロ・ジェズアルド。同世代のモンテヴェルディ同様に、自由詩にメロディーをつけたマドリガーレの歌曲スタイルを得意とした。各声部が半音階的に進むポリフォニーが得意で、そこから生まれる不協和音は殆ど現代音 […]

若手フラメンコ歌手、Jesús Méndez。

2/25 (土)  ジプシー音楽の影響もみられる天才的な即興を展開するギタリスト、レイモン・ボニは、ツアー中の車の中とかでフラメンコの手拍子、パルマスに熱中する。「スタイルそれぞれのパルマスがあって、なかなかむずかしいん […]

仏最大のパイプオルガンを聴きにサン・ユスタッシュ教会へ。

2/5、12など、日曜日。 レアールにそびえる巨大なサン・トゥスタッシュ教会には、最近修復された、8千本近いパイプを持つフランス最大のパイプオルガンがある。広大な空間を満たすその響きに触れたかったら、日曜の夕方に教会へ。 […]

CD : Comme à la radio, Brigitte Fontaine

音楽家、俳優、そして「Saravah」というレーベルの主宰者だったピエール・バルーが昨年末、82歳で亡くなった。ブリジット・フォンテーヌ、イジュラン、モラーヌ、アラン・ルプレストといったシャンソン界の新しい才能をサポート […]

CD : Lorenzo Gatto / Julien Libeer

 ベルギー生まれの若手、ヴァイオリニストのロレンツォ・ガットとピアニストのジュリアン・リベールによるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集(2番、4番、9番)。 9番の『クロイツェル』を聴いてみよう。有名な第1楽章は遅めの […]