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CD : Lorenzo Gatto / Julien Libeer

 ベルギー生まれの若手、ヴァイオリニストのロレンツォ・ガットとピアニストのジュリアン・リベールによるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集(2番、4番、9番)。 9番の『クロイツェル』を聴いてみよう。有名な第1楽章は遅めの […]

Jupiter-Okwess “Troposphère 13”

 今年はコンゴ・ルンバ(リンガラ音楽)の立役者、パパ・ウエンバが亡くなったけれど、首都キンシャサのポップミュージックは衰えを知らない。その熱い核は、今年50歳のカリスマミュージシャン、ジュピター・ボンコジとオクウェス・イ […]

CD : Amalia Rodrigues “Segredo”

 アマリア・ロドリゲスのファンなら、初期からのオリジナル・アルバムの復刻を揃えていけばいいのだが、「1枚だけ」というならこのアルバム。1965年から75年までの全盛期の名唱が収められているだけでなく、未発表の作品が素晴ら […]

Nelson Goerner

 アルゼンチン生まれのピアニスト、ネルソン・ゲルナーは、ショパンを弾かせたらちょっと並ぶ者がない。昨年出た『前奏曲集』の素晴らしさについては 「(ショパンの曲が)ゲルナーの感受性と一体化して内側から光を与えられたかのよう […]

CD : B.Grosvenor “Homages”

 今一番注目されているピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーは、英国生まれで24歳。2年前に出た『Dances』は、評論家に高く評価された。この新アルバムも考え抜かれたプログラム。バッハ作曲ブゾーニ編曲の『シャコンヌ』は […]

Linda Lemay

リンダ・ルメイは、日本ではまだあまり知られていないケベック出身のシャンソン歌手。ケベック出身というとロベール・シャルルボワという素晴らしい歌手がいるけれど(そういえば、セリーヌ・ディオンもいますね)、ルメイもフランス公演 […]

D’une rive à l’autre

 伝説的なベース奏者、ケント・カーター、トランペッター沖至、サックス奏者シルヴァン・ゲリノー、ドラマー佐藤真のニューアルバム。「この4人は、フリージャズ独特のエネルギーに溺ぬよう気をつかい、想像力を分かち合いつつ、沈黙へ […]

モハメド・アリ かけがえのない日々

When We were Kings  モハメド・アリが6月3日、74歳で亡くなった。1997年に封切られたこのドキュメンタリーは、1974年10月、ザイールの首都キンシャサで行われた世界ヘビー級タイトルマッチでのアリを […]

Sainkho Namtchylak “Like A Bird Or Spirit, Not A Face”

 10年ほど前、「Banlieues Bleues 」フェスティバルでサインホ・ナムチラクを聴いて「一体これは何なんだ!」と度肝を抜かれた。うめき声、鳥のさえずり、舌打ちのリズム、モンゴルのホーミー(喉歌)…が、舞台に不 […]

Yehudi Menuhin “The Complete American Victor Recordings”

 ユーディ・メニューイン生誕100年記念のCD6枚組で、1928年から1951年までの演奏が収められている。一番の聴きものは、1945年録音のブルックのヴァイオリン協奏曲。これだけ情熱が昇華している演奏は他にない。モノラ […]

CD : Lou Reed “Berlin”

ロック界の孤高の名盤だけれど、その底知れない暗さのせいかラジオにも流れないので、知らない人が多い。娼婦キャロラインとジムの出会いから、彼女の自殺までを追ったコンセプトアルバムで、リードが見据える人間世界の暗部が、心をえぐ […]

Leila Schayegh “Bach/Sei Suonate”

 バッハのヴァイオリンとハープシコードのための6曲のソナタは、音楽が自然に流れていく名曲が続いて大好きなのだが、このアルバムはその決定盤になるか もしれない。どんどん人気が出てきている、バロック・ヴァイオリンの若手レイラ […]