Chez toi : 私の家

ヌイイ・シュル・セーヌに住む芸術家 ハンスさん流のシンプルで贅沢な暮らし

彫刻家ハンス・マルクスさんは「市に援助を求めた最初の芸術家は僕」と語る。インド生まれイギリス育ち、若いころ世界各地を旅行、石油ショックを機にワインがうまく美女の多い国フランスに落ち着く。その後パリ、ノルマンディーなどを点 […]

Pierre Josse 世界を旅する写真家。

 「急がなきゃ。この風景はあっというまになくなってしまう…」はピエールの口癖だ。バックパッカーのマークでおなじみ、フランスとベルギーで売られているガイドブック”routard”。その […]

改装には苦労したけれど、結果には満足。 地下鉄Republique駅。54m2 。天井3.5m

 5年前、まだこの地区の物件がそれほど高くなかったころにアパートを購入したマニュ(32)とアレクサンドラ(32)。改装にあたって、いくつかの業者に見積もりを出してもらった。まず家の状態を見に来てもらい、見積書が送られてく […]

ルネさん方丈記。住まいは造船所。 地下鉄Filles du Calvaire駅。12m2 。家賃なし。

 1970年から、ずっとこの家に住んでいるルネさん。6階建ての建物にはたった一人、彼が住んでいるだけで、他の部屋は空っぽだ。以前、洋服会社の倉庫として使われていた建物を、所有者が賃貸アパートにするために改装中。「その間、 […]

二つのアパートを一つのアパートに大改造。 地下鉄Jourdain駅。65m2。

 スラリとまっすぐに伸びたおみ足の持ち主、マルティーヌさんは、元オペラ座のダンサー。現役時代は海外公演も多くこなす花形で、来日したこともあるという。現在はコンセルヴァトワールで後進の指導に情熱を注いでいる。  彼女がアパ […]

家族構成が変わり、家を変えた。 Menilmontant駅。100m2(バルコニーを含む)。管理費約300euros。

 住んでいる本人は「小さい」と言うが、行ってみると100平米だった。こちらにとっては悠々の広さだが、大きい・小さい、は相対的な概念。郊外の180平米+離れ+庭という住環境だったコレットさんには、現に住まいは小さくなったの […]

昔の穀倉・鳩舎に暮らす。  RER C線 Epinay-sur-Orge駅。50m2。

 昔の鳩小屋に住んでいる人がいると聞いたので、訪ねてみた。  ディディエさんの家はパリ南東の郊外、ヴィルモワソンにある。この辺りはなだらかな起伏に富み、その地形を縫うようにオルジュ川が流れる。のどかなイル・ド・フランスの […]

一年間限定共同生活も終わりに近付いた。 地下鉄Les Halles駅 。18m2。家賃600euros(一人300euros)。

 建築事務所で働くスペイン人のヘスス君(27 歳)と、ミラノ理工科大学で建築を専攻し、一年間パリ留学したマルコ君(22歳)。一年前、それぞれのお国からパリに到着し、共通の友人の紹介で出会ったふたりは、初対面の挨拶をした後 […]

広いテラスと、ある愛の物語。 地下鉄 Belleville駅 。158m2(住居:38m2+40m2 テラス:40m2+40m2)

1998年のある夏の日。  ディルクさん(当時38歳)の、空屋だった隣のアパートに女性が引っ越してきた。「きれいな人だ」とディルクさんは思った。彼の住まいは38m2、テラスはそれより広く40m2ある。新しい隣人のアパート […]

新しい同居人との新生活がはじまった。 RER A2線Champigny駅 。105m2。家賃427euros。

 大学で哲学を専攻し、現在は小説家を夢見る文学青年ギネルくん。彼のアパートは、パリ中心からRER A2線に乗り15分足らずのChampignyにある。105m2もの贅沢な面積で、縦に奥行きが十分にあるから、まるで船の先端 […]

静かなモンマルトルのアパート。 地下鉄PigalleあるいはAbbesses駅 。65m2。

 「うちは説明しにくい所にあるから近くまで迎えに行くよ」。モンマルトルに住むジャン=マルクさんとマリーさん、それに9カ月になるレオン君と落ち合ったのは、ルピック通りにある”アメリー・カフェ”。映画 […]

音楽のあふれているワンルーム。 パリ20区 地下鉄Buzenval駅 。18m2。家賃442euros(管理費込み)。

 麻紀さんは、ジャズのサックスプレーヤー。パリで演奏した経験が忘れられなくて、昨年パリに戻ってきた。今は、9区の音楽院に通いながら、さらに素晴らしい演奏を目指している学生でもある。移民が多い20区の下町にある彼女のワンル […]