パリの子育て・親育て

ミラとバカンスに出発した。

   学年末のイベントや習い事の発表会。フランスの小学生の6月はとりわけ忙しい。親は子供の姿を残そうと、カメラ片手に右往左往する。そして耐久マラソンのような日々が過ぎれば、2カ月丸ごと夏休みだ。宿題がないので親 […]

当たり前、とは限らない。

 以前ミラと日本に滞在した時のこと。ミラは和式トイレの使い方がよくわからず、結局、前後を逆に、しかもしゃがむのが怖いからと立って用を足してしまったと、後に本人から聞いて驚いたことがある。自分には当たり前過ぎてわざわざ教え […]

限りなく義務に近い寄付。

 「ママ、払ってね」と、ミラが学校からたまに持ち帰ってくるのが、寄付を催促する用紙だ。「パパにプレゼントだよって渡して」などと言うこともあるが、いつも結局私が払う。これは「学校協同組合Coopér […]

重過ぎるカルターブル。

 ミラと私の口論の種になるのが「カルターブル(小学生のカバン)」。あまりに重いので、荷物を少しでも減らすように言うが、聞く耳を持ってもらえない。ミラは「全部いるんだよ」と主張するが、ポケモンカードの束や謎のイラストが鞄の […]

スポーツウェアで登校。

 登下校中のフランスの小学生を観察すると、「今日はこの子は体育の日だな」とだいたい察しがつく。なぜなら体育のある日は、みな朝から思い思いのスポーツウェアを、家から着て登校するからだ。もちろん足下はスニーカーで決まり。日本 […]

ミラがラブレターをもらった。

 夕方学校にミラを迎えに行くと、バラの花の飾りがついた指輪をしていた。「どうしたの?」と聞くと、男の子にもらったという。よく見ると左の薬指だったので、慌てて違う指に変えさせる。数日後、今度は同じ子から熱烈なラブレター攻撃 […]

ミラを置いて一時帰国。

 年末にミラをフランスに置いて一時帰国した。放射能汚染を心配するジルの反対があったからだが、決定的だったのは「パパが心配するからあまり行きたくない」というミラの言葉。てっきり本人は日本に行きたいのかと思っていたので意外で […]

アドベントカレンダー作り。

 クリスマスが近づくと、アドベントカレンダーCalendrier de l’Aventがちまたに登場する。12月1日から24日までの日付が書かれたカレンダーで、子供は各日付の扉を開けるとお菓子や玩具をもらえる […]

継母に母親の座を取られそう。

 ジルの彼女マイウェンはミラを可愛がってくれるが、少々ありがた迷惑に感じる時もある。  例えばミラのダンス発表会があると、マイウェンはジルが仕事で来られなくても、一人でやってくる。一番良い席を陣取って応援するその姿は、本 […]

パーカッションを始めた。

 新学期、頭を悩ませるのが子供の習い事。ミラはコンセルヴァトワールで4歳からダンスとコーラス、6歳からソルフェージュを習っている。「もう8歳だから楽器もできるよ」と言うと、意外にも「パーカッションがやりたい」という返事が […]

口にしにくい言葉たち。

 在仏日本人女性にとって、ちょっと困るフランス語の代表格が「チンチン(tchin-tchin=乾杯)」ではなかろうか。ここはワイン大国・飲んべえ天国だから、普通にフランス人と交流していれば、嫌でも日々使わざるを得ない。こ […]

フェット・ド・ラ・ミュージック。

 フランスの夏はフェット・ド・ラ・ミュージックで幕開ける。ジャック・ラング文化相が始動させた音楽祭も今年で30年目。夏至の日は無数の路上ライブで国中が音楽で溢れる。私も以前は率先して楽しんでいたが、ミラが生まれてからは「 […]