俳優ジェラール・フィリップ生誕100年、シネマテークでレトロスペクティブ 。 2022-12-11 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ13区 戦後から1950年代の約15年間、トップ俳優として銀幕と舞台を駆け抜けた花咲ける貴公子ジェラール・フィリップ。「フランス初の国際的スター」とも称される彼は、1922年12月4日に南仏カンヌで誕生した。 つまり、2022年は生誕100年!フランスでは様々な形の生誕イベントが開催さ [...]
第16回 KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭 2022-12-02 イベント情報パリで遊ぶ舞台・映画 0 日本の今を浮かび上がらせる映画たち。特集は想田和弘監督。 日本映画を照らし出す “金の太陽”、「KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭」が、今年もパリで開催へ。会場は日本文化会館、期間は12月6日から17日迄となっている。 今年のコンペティション部門はジャンルも様々。 [...]
魂を侵食する誰かの告白 「Saint Omer」 2022-11-27 パリで遊ぶ舞台・映画 0 マティ・ディオップ、ジュリア・デュクルノー、オドレイ・ディワン。近年、世界三大映画祭において、新しい世代の仏人女性監督が大きな結果を残している。そして『Saint Omer』を監督したアリス・ディオップも、その仲間に加わったばかり。本作でベネチア映画祭の審査員グランプリと新人監 [...]
Fenêtre sur le Japon – 日本への窓ドキュメンタリー映画祭で「被ばく牛と生きる」を上映。 2022-11-22 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ1区 一般映画館で上映されることが稀な日本のドキュメンタリー作品をフランスで紹介することを目的に、日本映画研究者ディミトリ・イアンニ氏と社会学者ニコラ・ピネ氏ふたりが立ち上げた日本のドキュメンタリー映画祭「日本への窓」。 11月29日には、松原保監督の「被ばく牛と生きる」(2016 [...]
『La Cerisaie 桜の園』の時代は「今と似ている」。古典の演目を現代の視点から。 2022-11-16 イベント情報舞台・映画 0 日本とフランスの俳優が、ひとつの舞台の上で、それぞれの言語で演じるチェーホフの『桜の園』。演出はジュヌヴィリエ国立演劇センターのディレクター、ダニエル・ジャンヌトー。現代演劇で知られる演出家が古典作品を手掛けるのは、日本と関連がある。 SPAC静岡県舞台芸術センターの芸術総監 [...]
ヒリヒリした「青春の痛みの監督」と呼びたい。 2022-10-31 舞台・映画 0 『CLOSE』のルーカス・ドン監督 バレリーナ志望のトランスジェンダーを描く 『Girl/ガール』(2018)で、鮮烈なデビューを飾ったベルギーの俊英ルーカス・ドン。カンヌ映画祭新人賞受賞後、彼のもとには多くの企画が舞い込んだが、その次の作品も「本当に語りたいこと」にこだわった [...]
『Rodeo』女性ライダーのエネルギーみなぎる話題作。 2022-09-07 パリで遊ぶ舞台・映画 0 タイトルの「Rodeo」は暴れ馬に乗るカウボーイの伝統競技ではない。ここでは 「アーバン・ロデオ」や「クロス・ビチューム」などと呼ばれる、公道での二輪や四輪のアクロバティックなレースを指す。主人公はこのアクティビティに魅せられた若い女性ジュリア(ジュリー・ルドリュ)。 “ジェン [...]
カンヌで受賞。倍賞千恵子主演、早川監督『PLAN 75』フランス公開。 2022-09-06 舞台・映画 0 管理社会の成れの果て 映画祭は数あれど、新人監督にとって「世界一の狭き門」と言えるのが、カンヌ映画祭の公式部門の参加だろう。ここに今年2022年、栄えある「ある視点部門」に選ばれ、新人監督賞にあたるカメラ・ドールの特別表彰(次点)を受けたのが早川千絵監督だ。日本人の同賞関連の受 [...]
『黒衣の僧』K.セレブレンニコフ話題の舞台。ネット視聴・来春のチケット情報。 2022-08-19 舞台・映画 0 今年のアヴィニョン演劇祭の開幕作品はロシア人キリル・セレブレンニコフ演出の『Le Moine Noir 黒衣の僧』。現在この話題作がアルテのサイトで鑑賞可能だ。原作はロシアでは有名だが、フランスではほぼ知られてないチェーホフの短編。 セレブレンニコフは数ヵ月前にドイツで初演を実 [...]
映画『えんとつ町のプペル』8/17(水)フランスで公開。 2022-08-15 舞台・映画 0 『えんとつ町のプペル De l’autre côté du ciel』 お笑いコンビ「キングコング」は知らなくても、そのコンビのひとり西野亮廣(にしのあきひろ)が作った絵本『えんとつ町のプペル』については聞いたことがあるかもしれない。日本でベストセラーとなり、映画 [...]