第70回カンヌ映画祭から⑤
星空シネマと今年の公式バッグ。

ビーチ沿いに多くのイベントが開催される。映画祭メイン会場はこの後方に。

カンヌ映画祭は基本的にプロ向けの映画祭とはいえ、誰でも楽しめるイベントも多数用意しています。そのひとつが毎年恒例の「Le Cinéma de la Plage浜辺の映画館」。映画祭期間中、砂浜の上に800席のデッキチェアが置かれ、星空のもと、毎晩21h30から誰でも無料で映画が見られます。


夜、海辺をそぞろ歩きしながら映画祭の雰囲気やイベントを楽しむ人々。

今年は、審査委員長に敬意を表し、5/18の夜にペドロ・アルモドバルの『オール・アバウト・マイ・マザー』を上映。他にもジョン・バダムの『サタデー・ナイト・フィーバー』や、アンリ・ヴェルヌイユの『ダンケルク(原題Week-end à Zuydcoote)』などを上映。人気アーティスト「M」の無料ライブも行われ話題を呼びました。

カンヌ映画祭期間中は町の人口が一挙に三倍となり、交通規制もあちこちで敷かれ、不満をためる住民も多いもの。でもカンヌ市はこのようなイベントを積極的に作ったり、住民を公式上映に招待したりすることで、住民の機嫌をとっているところもあります。


映画祭メイン会場のプレスセンターで今年のバッグを受け取る。

ちなみに毎年カンヌは公式バッグを作って、映画マーケットに参加するバイヤーや、ジャーナリストに配っています。でも第70回目の節目の年、カンヌ映画祭のバッグにしては、ちょっとデザインがイマイチかしら。。。(瑞)