「料理は人を喜ばせるもの」

宮下翔さん(29歳)

img_1478   注文カウンターの後ろに真剣な表情で料理をする宮下さんがいる。宮下さんが前のお店の同僚ジェレミーさんと一緒にエジプトと日本を融合させたピタパンサンドの店を始めたのは今年の夏のことだった。  東京の浅草生まれ、高校卒業後は「フリーターだった」と宮下さん。ところが20歳のある日、深夜の六本木での男性との遭遇が、宮下さんの人生をガラリと変えることになる。男性に誘われて遊びに行った山中湖のビストロで、それまで包丁を握ったことがなかった宮下さんは1週間後には厨房に立っていた。何にでものめり込むタイプだと自分を分析する宮下さんは、料理そしてガストロノミーに開眼し、同時にフランス、ヨーロッパの洗練された文化に憧れるようになる。その後ワーホリでパリへ来て働いた店のシェフに腕を認められ就労ビザを取ってもらうことになったけれど、肝心のビザがなかなか下りない。「もうダメかなと思いました。でもフランスへ戻りたかったです」。  2013年に再びパリへ。レストランでシェフとして働きながら、宮下さんの目は、中学生時代から好きだったアメリカのヒップホップやストリートカルチャーへと向いていく。そして「自分で何かをするならこれ」と今のフードトラックに行き着いた。「僕らのピタサンドを食べて仲直りするカップルがいます」と嬉しそうに語る宮下さんの目はキラキラ輝いている 。(海)

 

Munchies Food Truck
Tél : 07.6148.4791 
お店を出す場所はFBなどで確認を。
http://paris-munchies.fr/
http://www.facebook.com/ParisMunchies/

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