数ある中で太鼓判、 モンパルナスのクレープ屋。

bonpascher

 ブルターニュ地方とパリを結ぶ電車の発着駅であるモンパルナス駅周辺にクレープ屋が集結しているのは誰もが知るところ。エドガー・キネ大通りとモンパルナス大通りを繋ぐモンパルナス通りには、たった200メートルの間に10軒のクレープ屋を数える。モンパルナス界隈にいて、軽く小腹が空いた時、夜遅くレストランに行きそびれた時、もしくは単にクレープが無性に食べたくなった時、たくさんあるからこそ、どの店に入っていいものかわからなかったりする。そんな時に知っておくと便利。 おすすめは、ここジョスラン。店内は焦げ茶色の木の調度品にブルターニュ産陶器やレースのランプシェード、写真などが飾られていて小綺麗だ。スタッフはみんな元気いっぱいで、活気の良さを感じる。
 この店の特徴は、通常1枚のガレットまたはクレープを2枚使用したcoupleであること。何も指定しないと、このcoupleで出てくる。1枚だけのsimpleを希望すると0.5€引きになる。そば粉のガレットはcoupleで5€〜9.5€。
 私は粗びきソーセージとチーズに卵を上乗せのsimple(8.5€)、友人はキノコたっぷりのforestièreに生クリーム追加のsimple(8€)、もう1人は定番complèteのハムをベーコンにチェンジしてもらってcouple(8.8€)と好き放題。具のアレンジにも快く応じてくれる。生地が軽いので、coupleでも重くはない。でもデザートまでしっかり食べたいならsimpleにしておくと食後が楽だ。端を4辺折るのではなく、四つ折りにしているので、中の具が冷めにくく、おまけに表面がカリッとしているのもいい。デザートのクレープには、レモンに有塩バターのsimple(6.5€)を注文。その生地の柔らかくとろけることといったら。昔日本でミルクレープという名のデザートが話題になったが、何層にも重ねるために極力薄く作ったあのクレープのようで、ガレットを食べた後だというのに、何の苦もなくぺろりと平らげてしまった。実に感動の食感だ。
 「モンパルナスのクレープ屋でどこがおすすめ?」と聞かれたら、迷わずここを勧めたい。(み)


La Crêperie de Josselin

Adresse : 67 rue du Montparnasse, 75014 Paris
TEL : 01.4320.9350
アクセス : M° Edgar Quinet
水~日 11h30-23h 月火休 (CB不可)