食欲の秋、芸術の秋。両方満たすベルジアンマジック。

epicerie 東駅をずっと北上し、ルイ・ブラン駅の交差点に差しかかる少し手前に、突如ブリュッセルかアントワープかと錯覚するような、美しく古めかしい外観の店が目に飛び込んでくる。ウィンドーに書かれたEPICERIE CULTURELLE BELGEの文字に興味を引かれ、入ってみた。Monsieur QQの作品「Plafond tempétueux」が飾られた天井を見上げてまずため息をつく。視線を下げると、ベルギー食品の数々が戸棚に整然と並んでいる。Maison Dandoyのスペキュロスやスペキュロスペースト、誰もが知っているCôte d’Orのミルクチョコペースト、Cuberdonというベルギー伝統の砂糖菓子はカラフルな円すい形の見た目が愛らしくてプレゼントに喜ばれそう。ベルギー版CacolacのCécémelは現地では老若男女に愛されるチョコレートドリンク。ベルギー名物フリットのためのソースや地ビールも揃う。ベルギー料理の代表、カルボナード、ワーテルゾーイなど、肉の煮込み料理もガラスの保存容器で売っている。隣の部屋ではベルギーにゆかりのあるアーティストの作品がジャンルを問わず展示販売されている。Fabienne Decornetの色とりどりのガラスの作品が壁を飾る。サングラスのレンズをブローチに仕立てたLise El Sayedの手鏡シリーズ。その他、食器に衣類にファブリックなど、どれをとっても琴線が震えるものばかり。気が付くと、とてもインスパイアされている。食と文化をひっくるめたエピスリーという発想の大胆さと絶妙さを噛み締めながら店を後にした。イベントも行われているというからチェックしてまた来よう。(み)


La Botike Belge - épicerie culturelle

Adresse : 234 rue du Faubourg Saint-Martin , 75010 Paris
TEL : 09.8115.1282
アクセス : M° Louis Blanc
火~金11h-14h30/16h-20h、 土11h-20h、 日10h-14h 月休