稲葉由紀子 『パリ、異邦人たちの味』 

cuisine_livre パリで幸せなことは、これまで出会ったことのなかった、さまざまな国のさまざまな料理を、現地そのままに味わうことができることだろう。これも移民が数多く住んでいることのおかげ。そんな異邦人の味のとりこになった著者が紹介してくれるのは、スペインはガリシア地方の青唐辛子の素揚げ、エチオピアの大皿盛り合わせ「ベヤイネトウ」、中国雲南地方の壺入り麺、レユニオン島のソーセージのルガイユ、アフガニスタンの仔羊とカブの煮込み…。食べに行きたいエスニック料理の店が倍増すること間違いなしの楽しい一冊だ。(真)
CCCメディアハウス/1700円+税。