旬の素材を最善の状態で提供してくれる。

Bavette grillée, marmelade d'oignons fumés, carottes et petits pois

Bavette grillée, marmelade d’oignons fumés, carottes et petits pois

4月初旬に訪れて以来、すっかりファンになってしまったレストラン。色々なところから良い評判を聞くなぁと思っていたら〈パリジャン・マガジン〉の「予算50€以下のパリのレストランベスト100」でも第1位に選ばれていた。

昼は日替わり料理が18€で提供されるが、昼も夜もア・ラ・カルトになるので、欲望のままに注文すると50€は簡単に超えてしまうのでご注意を!

料理が素晴らしいのはもちろんのこと、雰囲気もいいし、スタッフの対応もフレンドリーでありながらプロフェッショナル度が高いこともここが好きな理由のひとつ。グラスワインは7~10€でメニューに書かれていないものもあるので、自分の好みを伝えて、気に入るワインが見つかるまで試飲させてもらうといい。

chef  昼なので、日替わりのメインだけでいいと思っていたが、前菜に「活きた灰色エビが入荷したのでおすすめ」と聞いて友人とシェアすることに。バターでカリッと揚げられたエビ(14€)は香ばしく、今までに味わったことのないおいしさだ。メインは本日の日替わり、バヴェットステーキのグリルを頼んだ。添えられたくん製風味のタマネギのマーマレードや、旬のニンジンとグリーンピースとのバランスがいいのに感心したが、特筆すべきはやはり肉の味わいと焼き加減だ。オープンキッチンにどーんと大型のロースターが置かれていることからも、ローストに対するシェフの熱意を感じる。そういえば、友人がとったシャラン産の仔鴨のロースト(26€)も焼き加減を聞かれなかったけれど、肉のおいしさを熟知しているだけに、一番おいしい状態で給仕するのだろうと納得。

野菜とのバランスの素晴らしさは、以前に食べたヴァントゥ産の豚胸肉のローストの時も感じたこと。色とりどりのニンジンとビーツに加え、不思議な食感のものに遭遇。よくよく味わってみたらビワのピクルスでした。

次は何を食べさせてくれるのだろうと、わくわくさせられるレストランです。(里)

 

cochon+vin,pain facade poitrine de cochon salle3


Elmer

Adresse : 30 rue Notre Dame de Nazareth, 75003 Paris
TEL : 01. 4356.2295
アクセス : M° République / Temple
火〜金 12h15-14h30/19h30-22h30 土昼・日・月昼休