それぞれの食材の味が生き生き、 こんな値段でいいの、というおいしさだ。

resto

Souris d’agneau rôtie

サンマルタン運河に面したレストラン Sur les quais の料理人だったフランクさんが、ペール・ラシェーズ墓地の近くに自分の店を出した。「前の店はビストロ風の料理中心だったけれど、ここではぼくの好きな食材を使いながら、この店ならではの味作りを心がけている。大好きな日本料理の影響も多少あるけれど、隠し味程度になるように気をつけている」。そんな料理のファンになってしまって、もう4回も出かけてしまった。

お昼のコースは、アントレ+メインあるいはメイン+デザートで12€、3品とると15€(同じコースが夜は20€/25€になる)と財布にもやさしい。週替わりのアントレ、メイン、デザートは3品ずつで、アントレにはいつもスープが用意してあるし、メインは肉料理、魚料理、ベジタリアン料理とあって、客の嗜好に気を配っている。

アントレでは、黄色いミニピーマンのマリネとモッツァレラに添えられていた自家製ピストゥーが、バジリコと松の実の配分がよく、塩味も控えめでうまかった。今が旬で柔らかい味わいのミニ長ネギには、しょう油がちょっぴり入ったエシャロットソース、くだいたクルミ入りのクランブルが添えられるというセンスのよさ。

メインでは、子羊のひざ肉 souris のロースト(+2€)が忘れられない。ハーブをまぶしてから115度の低温で数時間じっくりと焼かれていて、その柔らかなこと!焼き汁を煮詰めたソースをからめて食べると、すっかり幸せな気分になった。

魚料理ではタイのおろし身を焼いた一品がよかった。付け合わせは海草のサラダと健康的な上、なんと薄く切られたカラスミ付きで、大根radis noirの輪切りが添えてあり、一緒に行った友人と思わず拍手してしまった。 ワインは、白ならガスコーニュ産のシャルドネ種のもの(グラス3.5€/ボトル21€)、赤ならこくのあるカバルデス(グラス4€/ボトル24€)をおすすめしたい。 (真)


Bøti

Adresse : 74 bd de Ménilmontant, 75020 Paris
TEL : 09.8608.6343
アクセス : M° Père-Lachaise
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12h-15h / 19h-0h 日月休