VWフランス社長 事件後初めて公式に謝罪

 フォルクスワーゲン(VW)フランスのジャック・リヴォアル社長は、12月1日付フィガロ紙上で、9月の排ガス不正事件発覚以来初めて公式に謝罪した。同社長は「VWグループの名においてフランスの顧客に謝罪します」と発言。また、不正ソフトウェアを搭載された国内販売分95万台については、2016年初頭からディーラーが所有者に連絡を取り、問題のソフトを無料で更新すると約束。1台につき30分~1時間強かかり、16年末までに終えるという。同グループの秘密主義、効率重視主義への反省から 「開示と協力の文化」が必要と宣言したミュラーVW会長にならい、リヴォアル社長も「透明性と謙虚さと自律」の方針を表明した。沈黙を守っていたのは、具体的な対策が固まってから発言すべきという考えからだそうだが、2ヵ月以上待つよりも早くに謝罪するべきだったのではないだろうか。(し)