メニューをすべて制覇したくなるバー & グリル。

3 huîtres rôties Rockefeller farcies aux épinards flambés au Pastis, parmesan
3 huîtres rôties Rockefeller farcies aux épinards flambés au Pastis, parmesan
  寒い季節になると食べたくなるのがカキ。生ガキもいいが、火を通したカキもおいしいもの。残念ながら、フランス人の多くが調理したカキは好みでないのか、温かいカキを食べさせる店は稀だが、気軽に試せる店を見つけてにんまり。友人と出かけてみた。
 通りに面しているのはクラシカルな大人の雰囲気のバー。イギリス人の常連に混じってビールやカクテルを楽しみたいが、腹ぺこなので奥のレストランへ直行。レストランは、日曜のランチ以外は夜のみの営業だが、19時半からの給仕に加え、22時からのセカンドサービスがあるので、遅い夕飯の場合にも重宝する。
 まずはお目当てのカキのファルシ(13.5€)をシェア。ホウレンソウとパルメザンチーズに隠れたアツアツのカキ。ニンニクが効いていて食欲をそそる。パスティスでフランベしてあるので、アニスの香りが鼻をくすぐるのもいい。食べながら、温かいカキを食べる機会がもっと増えたらいいのに、とため息。
  カンザスシティBBQリブ(21€)は、骨周りの肉と口当たりは甘口なのにピリッと辛味の効いた自家製BBQソースが後をひく旨さ。付け合わせのマカロニチーズもホロリと懐かしさを感じるおいしさだ。アンガス牛のバベット(19€)は、とろけるような肉の柔らかさに驚嘆。この柔らかさは肉の質や熟成加減もさることながら、パパイヤでマリネしたという調理法にも秘密は隠されているに違いない。付け合わせのサイコロ状のパイナップルやクール・ド・ブッフ種のトマトのローストのバランスのよさも嬉しくなる。
   店自慢のチーズケーキ(8€)も食べたかったが、胃袋にすき間が見つからず断念。ビーツのロースト(8.5€)やタコのサラダ(13€)、エビ(11€)や、この日は品切れで注文できなかったイワシ(8€)のグリルなど、まだまだ試したい料理があるのでまた出直すことにしよう。予約必須の日曜ランチは、18€で季節の野菜と肉のロースト、ヨークシャープディングが楽しめるのでこちらも必ず試したい。(里)


Floyd's

Adresse : 11 rue d'Enghien, 75010 Paris
TEL : 01.4479.0552
レストラン : 火~土19h30h-23h、日12h-15h30 バー : 火~日12h-15h / 18h-01h。月休。 - 日曜営業