予想に反して柔らかな味わい 南米、ベネズエラの温もり。

 中南米で料理を想像できる国はメキシコ、アルゼンチン、ブラジルくらいだった私に突如やってきた情報、トウモロコシの粉でできたパンで食べるベネズエラのファーストフード。小さな可愛らしい店内ではアクセントで中南米系だとわかるラテン系のお客が多く、スペイン語が飛び交っていていて情緒たっぷりだ。
 このパンはarepaと呼ばれ、中の具材は9種類 (6€~8€)。水~金曜限定で、そのうち3種類はスープとセットで9€というお得なランチメニューもある。スープは牛のブイヨンまたはブラックビーンズのポタージュ。ダシがしっかりのブイヨンはライムとコリアンダーの風味が爽やかだ。arepaはreina pepladaというアボガドと鶏肉のものにした。トウモロコシパンはほのかに甘く表面がカリッとしている。具沢山で、小さな外見に反して空腹は満たされた。友人が選んだpabellonはセット対象外だけど、carne mechadaというベネズエラ風の牛肉のほぐし煮、チーズ、プランテン、ブラックビーンズが具材の、いつまでも余韻を楽しめる美味しさで大絶賛。ラテンというとついこってりしたものを想像しがちだけれど、とんでもない。素材を活かす素朴で優しい味わいに驚いた。フェットで疲れた胃を休めるには理想的かも。自家製のドリンクやカクテルもおすすめ。(み)


〈ベネズエラ料理〉Bululù Arepera

Adresse : 20 rue de la Fontaine du But, 75018 paris
TEL : 01.4254.9625
12h-23h (日-22h) 。月火休。 - 日曜営業 - 祝日営業 - 22時以降営業