ママヌおじさんのクスクス食堂で元気をおすそわけ。

Couscous Merguez, Gigot + 1 brochette de veau
Couscous Merguez, Gigot + 1 brochette de veau
 13区ビュット・オ・カイユ。73歳のアブデラマヌおじさんが元気一杯にやっているこの店は、レストランガイド「Fooding」の最優秀ブイヨン(クスクスのスープのこと)に選ばれたばかり。予約の電話を入れたら「2人なら予約なしでもOK」と言われたけれど、8時半を過ぎるころには満員になっていたので、早めに来店するのがよさそうだ。
 クスクスは、メルゲーズ、鶏、羊、子羊の肉4種を盛り合わせたロワイヤル(15€)が人気だけれど、そこまでは大食いでない女子2名の我々は、メルゲーズ(10€)に子牛のブロシェット(3.5€)を追加し、もうひとつは子羊のもも肉ジゴ(12€)にした。てきぱきと給仕をこなす看板娘マラーさんに注文を告げると、まもなく大きなボウルに入ったブイヨンがやってきた。見事にサラサラのクスクス粒は、なぜか中華のプラスチック皿にてんこ盛りなのも愛きょうだ。ニンジン、カブ、クルジェット、ヒヨコ豆など野菜がゴロゴロと入っているブイヨンは評判通りのうまさ! 他とちょっと違うのは、ニンニクがこってりとしたコクをだしていること。フレッシュなコリアンダーも加わって、ちょっぴりエキゾチックな香りも素敵。芳ばしくグリルされた肉類はどれもやわらかく食べやすいし、肉もブイヨンも抜群の塩加減。それに対し、野菜たちはそれほど塩気がないので、もりもりたくさん食べられるのがうれしい。アルジェリアのワイン、メディア(5.2€/25cl)のピッチもあがる。
 デザートのアルジェリア菓子を味わうため、胃袋にスペースをキープしておくのが鉄則なのだが、お腹パンパンになるまで食べてしまってちょっと失敗。とはいえ、デザートは別腹。クルミ味のマクルットとアーモンドとオレンジフラワー風味のコルヌ・ド・ガゼル(各2€)、ミントティー(1.5€)を頼んだ。菓子はどちらも初めて食べるしっとり感で美味。デザートも評判というのがうなずける。
 ビールやカクテル、食後酒も揃うので、どしっと構えて夜更けまで陽気に飲むのもよさそう。(里)


Chez Mamane

Adresse : 27 rue des Cinq Diamants, 75013 paris
TEL : 01.4589.5887
19h30h-23h30(バー16h-02h)。無休。 *クレジットカードは15€から。 - 日曜営業 - 祝日営業 - 22時以降営業