スクリーンを駆け巡り、実写と上手く溶け合う

 BD作家アンドレ・フランカンが産み出したキャラクター「マルスピラミ」。長年フランスの子供が親しんできたこの動物を主人公に、コミック芸人で監督のアラン・シャバが7年越しで映画化に成功。スクープを求め南米の国へ潜り込むTVリポーター(シャバ)と現地ガイド(ジャメル・ドゥブーズ)が、8メートルの尻尾を自在に操る伝説の動物との出会いを果たす冒険コメディだ。
 CGを駆使して魂を吹き込まれたマルスピラミが、スクリーンを駆け巡り、実写と上手く溶け合う様が見事。森の奥深くに住む絶滅種という設定に、地球環境への思いが伝わってくるが、余計な説教臭さは全くない。対象年齢は6歳〜。(瑞)

Sur la piste du Marsupilami