“フランスのヒデ”

ついに登場!! 446号の「読者から」の手紙の反響にお応えして、フランスのナショナルリーグで活躍する唯一の日本人サッカー選手 “フランスのヒデ” こと新居秀元 (にい ひでもと) くん、本人の登場だ。彼は、パリの郊外に本拠地を構えるEvry (エヴリー)というチームの守りと攻撃の両方をこなすミッドフィルダー。足が速く、幅広い守備範囲で、常にボールを追いかけている彼のガッツを見れば、誰でも応援したくなってしまう、そんな選手だ。
「読者から」の筆者滝本さん(右)とご対面


 日本ではヴィッセル神戸に在籍していたが、96年の秋にフランスへやってきた。国際舞台で活躍したいというのは選手なら誰もが思うことだが、彼がフランスを選んだのは、プラティニへの憧れによるところが大きいそうだ。彼の目的は選手として国際的に認められるだけでなく、いずれ選手をやめる時がきてもサッカーに携われるように、コーチの資格や語学力を身につけることにもある。
 Evryに入る前は、同じくナショナルリーグのRacing(レイシング)というチームに在籍。Racingの監督は戦術的なサッカーを展開するので、フランス語でのコミュニケーションが重要となり、言葉の面ではかなり苦労したようだ。そんなこともあり、より自分らしいサッカーができるように、Racingでのチームメイトであるフィリップの移籍に伴って現在のEvryに移った。
 移籍したのが今年の9月中旬。すでに今シーズンは10試合を終了しており、監督もほぼレギュラーメンバーを決めたころのチーム加入とあって、彼には試合に出場することだって難しいはずだが、その自信はあるとのこと。「1試合でも多くの試合に出場して、できればもっと上に行きたい。とりあえず、ディヴィジョン2 (2 部リーグ)には行かないと」
 今後の抱負は?と聞くと、「まずは、今までお世話になった人、応援してくれている人にごっつい感謝していることを伝えたい。それには、1日も早くレギュラーをとらないと。また、1人でも多くの人に試合を観て欲しいから、今後もよろしくお願いします」と、元気な返事が返ってきた。(里)

★A.S. Evry Football 12月の試合予定
4日 : Evry / Reims 11日 : Pau / Evry
4日はEvryのホーム戦。パリの南郊外の町Evryに程近いBondouffleのスタジアムにヒデを応援しに行こう!!