西アフリカとクレオール、トルコが融合。

トーゴの牛肉料理 Gboma de bœuf

 メインと前菜かデザートで15€、前菜+メイン+デザートで18€というお得な昼コースがあり、ランチといえど、決して手を抜いていないのが素晴らしい。メニューには結構な品数が並ぶので迷うが、前菜で必ず試したいのが、干しダラの揚げ団子accras de morue。オーナーのオリヴィエさんの出身地アンティーユ諸島の料理だからか、今までに食べたどこのアクラよりも美味しかった。このアクラのファンが多いというのもうなずける。友人ともう一つ頼んだのが、カメルーンの魚のスープPépé soupe。ぺぺというのはひよこ豆に似た豆で、あっさりしていてフランスの魚のスープsoupe de poissonにも近いが、オレンジピールの香りもして意外に繊細だ。

 メインには、定評あるN’doléというホウレンソウに似た苦味のある葉を煮込んだ料理を試したかったが、昼メニューにはなかったので、同じようにホウレンソウのソースで牛肉を煮たGbomaというトーゴの料理を試すことにした。肉や野菜を煮込んだものをご飯と一緒に食べるのはアフリカ料理の定番で、我々の口に合うものが多い。ジボマもそんな一品。もう一皿は、Eli Nazikという子羊のマリネのグリル。ちょっと系統が違うなと思ったら、これはトルコ料理だそう。焼きナスのピュレの上にヨーグルトソースがかかり香ばしく焼けた子羊。これまたご馳走です。

 デザートにはショウガのアイスクリームとバナナのフランを選ぶ。スパイスの効いた料理を食べた後にちょうどいいやさしい甘さがいい感じ。今回、飲み物はショウガジュース(5€)と赤ワイン(1/4カラフ10€)を選んだのだけれど、隣のテーブルでは、アフリカのビールを注文していて美味しそう。次回はビールを試すのも良さそうだ。(里)

   


Waly - Fay

Adresse : 6 rue Godefroy Cavaignac, 75011 Paris
TEL : 01.4024.1779
アクセス : M° Charonne / Voltaire / Faidherbe Chaligny
月~日 12h-15h/19h-23h