素材の組み合わせにシェフの技が冴える。

(左)Chipiron + Tomate + Boudin(右)どれもおいしそう!・・・悩ましいメニューの黒板。

 素材の良さと火の通し加減の絶妙さが素晴らしいと以前に紹介した11区のAu Passageのシェフの新しい店。営業は夜のみだが、意外な素材を組み合わせた料理の多くが6€〜9€の価格帯で、お腹の減り具合に合わせて自由に注文できるスタイルが嬉しい。

 友人との待ち合わせに遅刻したら、友人はその間に生ビールを1杯。半パイント3€でなかなか美味しかったようで、友人の機嫌が直り、ホッとひと安心。ツブ貝とヒヨコマメ(7€)、小イカとトマトとブーダン(7€)、パニスとショウガマヨ(6€)、ウズラとセロリ(15€)を注文。友人はボージョレの白をグラス(6€)で、私は自家製レモネード(5€)で乾杯。

 ツブ貝は揚げてブレッツェルのような香ばしさのヒヨコマメと和えてあって面白い。小イカはイカめしくらいの大きさで、中にはブーダンが詰まっている。火の通し加減も抜群だ。ヒヨコマメのペーストを揚げたおつまみ、パニスは、クリームコロッケのよう。添えてあるマヨネーズはそれほどショウガ風味が効いていなかったのが残念。ウズラはぷっくりと太った1尾の丸々をロースト。シンプルに塩コショウしただけだが、焼き加減も完ペキ!根セロリの付け合わせはピュレとそのままのオーブン焼きの2種。素材そのままの旨味を感じずにはいられない一品だ。

 ここではデザートも必ず試したい。ネクタリンとミルクアイス(8€)はハチミツとちょっと苦味のあるカラメルソースをメレンゲ状にしたものが添えられていて、食感や味わいにハーモニーがあって楽しいデザートだった。

 店は大きくないので、予約は必須。サイトを介して簡単にできるので便利。(里)

 

(左)Caille + Céleri(右上)Nectarine + glace au Lait(右中)Panisse + Ginger mayo(右下)ベルヴィル駅からもすぐ。


Le Grand Bain

Adresse : 14 rue Dénoyez, 75020 Paris
TEL : 09.8302.7202
アクセス : M° Belleville / Pyrénées
URL : www.legrandbainparis.com
月~日 19h-23h