特産品を駆使したコルシカ料理にハマる。

Saucisse rôtie au couteau, sauce au miel corse, purée maison

コルシカ料理が初めての人でも気軽に試せるのがランチ。前菜+メイン、もしくはメイン+デザートで16€、3品で21€だ。料理のお供にはもちろん、コルシカ島のワイン!芳醇な香りのClos Canerecciaの赤をグラス(6€)で注文した。本日の前菜は、熱々シェーブルチーズがのったトーストのサラダ添え。シェーブルにかかったハチミツの甘さが心地よく、食が進む。メインはソーセージのロースト。機械挽きではなく、包丁でたたいただけのあらびき肉を使っているだけに、肉の旨味がぎっしり。ハチミツ入りのソースでさらに美味しさが倍増。なめらかな自家製ピュレも一緒に頬張れば幸福感もいっぱいだ。

ランチは前菜、メインともに日替わりの一品のみで選択肢がないので、ア・ラ・カルトでコルシカを代表する料理の一つであるブロッチュチーズの入ったカネロニ(17€)も試してみる。コルシカのカネロニに欠かせないのが、ブロッチュの他にブレットというホウレンソウに似た野菜。日本語ではフダンソウというこの野菜は、スーパーで見かけてもその大きさからなかなか手が出せないのだが、こんな風にしてトマトソースで食べるとたいへん美味しいので、自分でも料理したくなる。ブロッチュは、濃厚なミルクの甘い香りとコクを強く感じる、羊乳または山羊乳のフレッシュチーズ。おぼろ豆腐のような食感なので、カネロニにするととても食べやすい。

デザートにしても美味しいブロッチュならではのお菓子、フィアドーネ(7.5€)もぜひ試してもらいたいものの一つ。テーブルに現れた途端、レモンの爽やかな香り。レモン風味と重なり、味はまさにベイクドチーズケーキなのだが、ブロッチュ独特のミルキーなコクがなんとも言えない美味しさをプラスしている。リピート間違いなしのデザートです。

友人や家族とわいわいアペロを楽しみたい季節がやってきた。大きなテーブルを囲んで、コルシカ特産のシャルキュトリー(豚肉加工品)をつまみながら、ワインを楽しむことができる〈シェ・ミナ〉には、アペロを成功させるためのヒントもいっぱいだ。(里)

(左)Toasts de chèvre au miel et salade (右上)Cannelloni au Brocciu Blette et sauce Tomate (右下)Fiadone et sa chantilly de châtaigne

(左)おひとりさまでも居心地の良い席あり。(右)夏季はテラスがオープン。

 


Chez Minnà

Adresse : 20 rue d’Hauteville, 75010 Paris
TEL : 01.7137.9704
アクセス : M° Bonne Nouvelle/ Strasbourg Saint-Denis
月~金 8h-14h30/19h30-23h 土19h30-23h30日休